国指定重要文化財 高蔵寺
こんにちは!梅子です。
角田市は宇宙の街というイメージもありますが、古代平安文化の歴史の街としても有名です。
今回はそんな奥深い歴史を持つ「高蔵寺」と「旧佐藤家住宅」を訪問してきたので、皆様にご紹介します!どちらも国指定重要文化財です。
まず初めに「高蔵寺」について少しご説明します。
場所は角田駅から、国道113号線を白石方面へ車で約15分。
阿武隈川の下流、角田市の西方に位置する高蔵寺は、西暦819年に徳一菩薩が創建しました。
また、高蔵寺の中には「阿弥陀如来坐像」が祀られており、平安時代末期に藤原秀衡とその妻が作らせたと言われています。
平安時代の建造物は、現在全国で26しか残っておらず、阿弥陀堂では高蔵寺の他、宇治の平等院、大原の三千院など七ヶ所だけで、現存する数少ない貴重な文化遺産です。また、東北地方では平泉中尊寺阿弥陀堂、いわき市白水阿弥陀堂とともに東北三大阿弥陀堂に数えられています。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
角田駅を出発し車を走らせ15分、入口につきました。
たくさんの木々に囲まれています。
そして、門の中に入り石畳をすこし歩くと・・
高蔵寺が姿を現しました。
数百年を経た古木に囲まれ、他に見ることのできないほどの景観です。
想像していたよりも大きく、その存在感と力強さに圧倒されました。
これは境内の入口にある巨木。見事です。
今回、阿弥陀如来坐像を拝観することはできませんでした。
阿弥陀堂内を見学する際は、お灯明代及び事前にお問い合わせが必要となります。
お灯明代
個人: 300円
団体: 200円(20名以上)
高校生以下無料
お問い合わせ
勝楽山 高蔵寺
宮城県角田市高倉字寺前49番地
電話: 0224-65-2038
みなさんも高蔵寺を訪れて、ぜひ古代平安文化の雰囲気を感じてみてください。
「旧佐藤家住宅」は次回、レポートします!(^^)お楽しみに!
コメント 0