2013.10.05
本家本元「お・も・て・な・し」――高蔵寺・斗蔵寺特別拝観にて
梨姫です。このようなおもてなしがうれしいココカクダですね。
さて9月28日と29日の両日、悠久の歴史に思いを馳せる、素敵なイベントがありました。
国指定重要文化財、勝楽山高蔵寺阿弥陀堂で阿弥陀如来坐像に、
年に1度の特別拝観でお会いしました。
高蔵寺はあまりにも有名ですが、軽くご説明を。
宮城県最古の木造建築物。平安時代の阿弥陀堂で現存しているのは東北では3か所です。
ここ高蔵寺と、平泉中尊寺金色堂、いわき白水の願成寺阿弥陀堂で、高蔵寺の阿弥陀堂は平泉建築の流れを汲んでいるといわれます。
阿弥陀如来坐像は、背後の飛雲光背を合わせると5m18cmの全高です。
拝観に来られた方は、祈祷をされたり、熱心に写真撮影をしたり、住職に質問されたりと、思い思いに貴重な時間を過ごされていました。
親子で来られた若いパパは「昨年は時間が決まっているとは知らず、拝観できませんでした。今年は見られて良かった。裏にある鬼の足跡に子供たちは興奮してました」と話していました。また福島から来られたご夫婦は、午後の斗蔵寺も拝観されると意欲的に回られている様子。
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拝観後は高蔵寺に隣接している同じく国指定重要文化財「旧佐藤家住宅」の前で、「西根ボランティア友の会」による地元料理のおもてなしがありました。
ずらりと並ぶお料理はそれぞれ家庭でつくられ、持ち寄られたものです。
とにかく気取りのない、そして角田産の素材を活かして上手に味付けされた名作ともいえる品々。
何を頂いても「おいしい」のです。
堀米栄男会長を中心に58名のメンバーが登録されている。
みなさんの協力があって活動をこなし、すでに20年もの歴史があるという。
ここで今回の力作の一部を紹介。
草もち
アロエはポン酢で頂く
大粒の梅漬け
いちじくの甘露煮
出ました秘伝豆
栗の渋皮煮
揚げニンニクのみそだれ和え
丸揚げジャガイモしょうゆ味
そして写真にはないのですが、サツマイモのカレーが、粒が大きいつやひめとのコラボで
とっても美味でした。
西根ボランティア友の会のみなさま、ごちそう様でした。
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お腹いっぱいになったところで、午後に移ります。
県指定文化財の安狐山斗蔵寺観音堂での特別拝観です。
写真撮影は不可でしたので、外部のみをお伝えします。
斗蔵山山頂の一角にあるため、国有林の中をハイキングし、
中腹から角田市が一望できました。
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