かくだの“野菜ソムリエ”

こんにちは。まめこです。

先日、角田初の野菜ソムリエにお会いしてきました。

《一条　公子　さん》

一条さんは千葉県のご出身。
阿武隈急行線開業を機に昭和５０年、ご主人と共に現在の「味亭すけろく」を開業されました。
この日も店内に入ると元気よく明るく迎えてくださいました。

平成２４年に野菜ソムリエになられた一条さん。さっそくお話を伺いました。野菜ソムリエを目指したきっかけは、震災の前年に角田市商工会女性部で行われた講習会に参加し「わぁ～私もやりたい！！」と言ったことから始まったそう。
簡単な思いつきで始めたが、そう言った手前、努力をしたとおっしゃっていました。
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【野菜ソムリエになるためには。】

野菜の品種、作型、栽培方法、鮮度や青果物の生産や流通までの知識を学びます。
また野菜や果物の食べ比べをして青果物のカルテ（ベジフルカルテ）を作成。さらに野菜・果物がどのような作用を持っているかを学び、野菜料理のレパートリーを増やすためにスキルアップを目指します。
野菜ソムリエは青果物の知識だけでなく、知識を相手にわかりやすく伝えるためのコミュニケーション力も求められるため、自分の言葉を表現する力も養います。

《一条さんが作成したベジフルカルテ１０品の写真》

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一般的にこの野菜ソムリエには【ジュニア野菜ソムリエ】【野菜ソムリエ】【シニア野菜ソムリエ】の3段階あります。“ジュニア野菜ソムリエ”では、野菜や果物の正しい基礎知識を習得しますが、一条さんが取得された“野菜ソムリエ”とは、ジュニアの次に取得できるマイスター。ジュニアよりもう一歩踏み込んで、生産や流通・マーケティングなどを包括的に学び、周囲に野菜や果物の魅力や楽しさを伝授することが要求されます。さらにもう一歩踏み込むと“シニア野菜ソムリエ”となりプロフェッショナルな野菜ソムリエとして活躍することができるそうです。
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野菜ソムリエになられてからは、一条さんご自身が野菜や果物をよく食べるようになったとか。
現在、日本人が１日に摂取することが望ましいとされている野菜の摂取量は約３５０グラムといわれています。
ただ1日に３５０グラム取るのはなかなか大変。
そこで一条さんは、野菜や果物の“色”で１日の摂取量を配分し、目で楽しみながらおいしく頂くという。たとえば、朝は野菜の赤色を摂ったからお昼は黄色、白・・というように神経質にやらずに、楽しむからまたそれが健康にもいいのでは？と一条さんは語ります。

以前は、自分で収穫した野菜も余して無駄にしてしまうこともあったそうですが、今は上手に取り入れてお客様に提供したり自分で食べたり野菜を無駄にすることなく、野菜を生かすようになったそうです。
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一条さんに“野菜ソムリエ”としておすすめの野菜を伺いましたところ、これからの時期は角田産の長イモがおいしいとのこと。角田産の長イモはイチョウイモ系なので粘りが強い。そして味が濃厚。
採れる時期はだいたい１１月～２月、３月頃だそうです。
《味亭すけろく人気定番メニュー。長イモが使用されている『小宇宙定食』》
真ん中の卵黄は太陽でその周りは小惑星のようなイメージ。宇宙のまち角田にぴったりのメニュー
【おいしい食べ方の例】　
①かんまして（混ぜ混ぜ～♪）
②ごはんにのっける。
③いただきます(人´∀｀).☆.。.:*･ﾟ

「角田の長イモは味がいい」と、一条さんはにっこり。

元気でパワフルな一条さん
味亭すけろくの女将さんとしても角田市商工会女性部の一員としても幅広くご活躍されていますが、あの日の直感と努力の賜物　“野菜ソムリエ”..｡o○☆ﾟ+｡*
これからは農業生産者や一般生活者へ、野菜や果物の魅力の橋渡し役にも期待できそうですね


《味亭すけろく》

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