県内一過酷な裸参り~第27回かくだどんと祭裸参り~
こんにちわ。宙(そら)です
1月14日(火)に「第27回かくだどんと祭裸参り」が行われました!
この日、県内のあちこちで裸参りが行われいたそうですが、角田の裸参りが県内で一番過酷な裸参りと言われているのはご存じでしょうか?
角田市の裸参りでは2時間半かけて、一年間の無病息災・家内安全・五穀豊穣を祈願して、市内6つの神社を回ります。
頭には白鉢巻、体は白さらし一枚、そして注連縄を腰に。
2時間半もかけて神社6つを回るのは県内だけでも角田市だけだろうと言われ、県内で一番過酷などんと祭裸参りだと言われています。
さて。
その県内一過酷な角田の裸参りですが、午後6時から出発式が行われるという話を聞き、5時半に角田市商工会を訪れてみました!
皆さんすでにお参りの格好!気合い入ってます!
体を中から温める為、お酒を飲んで、準備万端。
気合い入りが入りすぎて、もう裸参りが終わったんじゃないかと思ってしまうほど(^^;)
そして今年はなんと!「OH!バンデス」の取材が入っていました!番組の大場さんが角田の裸参りに参加して、その様子を体当たりで取材するという事でした。
大場さん、頑張って下さい!(^^)
近隣市町村からも参加者が来ていました。
今回の裸参りの指揮を執っていたのは、三由角田市商工会青年部長さん。
出発式も終わり、さぁ出陣です!
幸いにも当日は、雪もなく快晴でした。
ただ、放射冷却で厳しい寒風。2時間半、この格好で市内を回るんですから、それが過酷な裸参りと言われる所以でしょうね。
参拝コースは、角田市商工会をスタートして、神明社→天神社→八幡神社→金刀比羅神社→ 青麻神社と回って、角田市商工会に戻ってきます。
また、別コースとして、八幡神社まで一緒に回って、そこからバスに乗って斗蔵神社に向かうコースもあります。
各神社ではそれぞれ祈念することがあります。
①神明社 日(太陽の)神様
天候不順による豊作を祈念
②天神社 学問の神様
文武両立を祈念
③八幡神社 角田の守護神開運の神様
武運長久を祈念
④金刀比羅神社 商売繁盛の神様
⑤青麻(あおそ)神社 中風等病に霊験の神様
半身不随とき、腕や脚のマヒする病気などに御利益あり
⑥斗蔵神社 五穀豊穣の神様
縁結びの神様?男女交際の場で有名であった
「やぁーー!」の掛け声に合わせて、参拝者は「ほい、ほい、ほーい!」と声を上げます。2時間半声を上げ続けます。
神社の境内に入ると、境内内では私語を慎むため、「含み紙」を口にくわえ、二拝二拍手一拝でお参りをします。
お参りが終わると餅まきが行われました。赤い鉢巻をしているのは厄年の方で、率先して餅まきをされていました。私もお餅を1つGET!(^^)ありがたや~♪
そして、注連縄などが炊きあげられている「御神火」にあたります。この「御神火」にあたると心身が清められて、一年間無病息災・家内安全の御加護を得ると言われているそうです。この「御神火」を目指して、参拝するのが「裸参り」の目的です。
また、境内では、甘酒やおでんが振る舞われ、これを食べて体を温め、「やー、ほい、ほい、ほーい!」の掛け声と共に次の神社を目指します。
角田のロケットをバックに。
3番目の参拝所である八幡神社、そこを登る参拝者の後ろ姿がとてもカッコ良かったので一枚。
八幡神社のお参りが終わった後は、みんなで記念撮影!
寒さに負けず、みなさん笑顔でした^^
記念撮影が終わった後は、「宮崎屋」さんで小休憩。
ここではお蕎麦が振る舞われました。私も1つ頂いてしまいました!かつおダシが効いていて、とても美味しい!体もポカポカ、芯から温まりました^^
小休憩が終わり、少し歩くと、今度は本町の河村酒店さん横のスペースでもう一度休憩。その後、ここで、バスに乗って斗蔵神社を回るグループと市内をそのまま歩いていくグループの2つに分かれました。
OH!バンデスの大場さんはバスに乗り込み斗蔵神社のグループへ。私は市内を回るグループに同行。
さぁ、残るは神社はあと2つ(金刀比羅神社と青麻神社)です!
全ての神社を回り、商工会に戻って、県内一過酷などんと祭はだか参りが終了。
みなさん、寒い中2時間半、お疲れ様でした!
今年一年、皆様にとって良い1年でありますように・・・・
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