仙南シンケンファクトリー 新商品地ビール「つや姫ラガービール」 仕込み開始、4月に販売
こんにちは!こめ男爵です。
河北新聞2月2日付に角田市の地ビールレストラン仙南シンケンファクトリーが、地元産の奨励品種米「つや姫」を使った新作の地ビール「つや姫ラガー」(仮)の醸造を始めたと掲載されました。早速取材にお伺いしました。つや姫の玄米には光沢があり、白未熟粒などの病気の発生が少なく高品質であり、炊飯米の外観と味も優れ、コシヒカリ以上の極良食味でる。
仙南シンケンファクトリーにつや姫ビールについていろいろ聞いてまいりました。ビール工場では、地場産の古代米、二条大麦やホップを使った地ビール造りに挑戦し、数々の賞を受賞されているのは御存知のとおりです。今回の地ビールは、地産地消の取り組みの一環で、1月28日に仕込みを開始、4月下旬の販売予定です。つや姫ラガーは、通常の原料のモルトやホップに、角田産のつや姫を加えた長期熟成タイプの地ビール。従来の地ビールよりも苦味を抑えてホップの香りを引き立たせ、ほのかな米の甘味も感じられるというビールだそうです。
1月28日に工場の方々は、粉砕したモルトやつや姫を釜で煮沸し、ホップを加える仕込み作業を行ったそうです。山形県発祥のブランド米つや姫は、宮城県とみやぎ仙南農協の奨励品種になっています。
角田市が特産品のコメ、豆、梅と伊達政宗公の次女で角田に嫁いだ牟宇(むう)姫、さらに夢を加えた五つの「め」をキーワードに地域の活性化を図っていることから、つや姫を使った今回の新作地ビールの開発につながったとのことです。醸造量は1,200リットルで、タンクで熟成させて4月中旬に完成する。価格は、レストランで提供するグラス(400ml)が600円、直売所で販売する瓶(330ml)が620円となる予定。地ビール工場の大沼大名(おおぬまひろな)アドバイザーは、「すっきりと飲みやすい感じに仕上がるので、多くの方に味わってほしい」と話しました。
商品名は、「つや姫ラガー」orラガー「つや姫」になる予定とのことです。正式な名称は、3月中に決定され、瓶ラベルは従来のものと同じイメージだそうです。
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