2014.09.03
角田産野菜が活き活き”高橋美智子パン教室”
みなさん、実に楽しそうですね紅茶で乾杯です。
いやあ、驚きました。お洒落で本格的なパン作りを学べるところがこんなに身近にあったなんてしかも角田の新鮮野菜をふんだんに使った料理も一緒にいただけるなんて、ほんとにハッピーでした。
先生は高橋美智子さん。角田出身の高橋先生が2011年に地元に戻られ教室をスタートさせたのが、2013年12月からだそうです。今回取材にご協力くださったのが、4月から始められた、高校の同級生をコアに広がったグループの方々でした。
足早になりますが、パン作りの楽しさ――そのほんの一部をご紹介しますね。
本日は「アーモンドハニーボール」「ポテトパン」の作り方を習います。今回は特に「ポテトパン」を中心に。
高橋先生いわく、「パンとケーキ作りの基本、それは正しく材料を計量すること」。
いい加減だと出来はよくないそうです。
みなさん、真剣なまなざしです。
いよいよパン生地作りスタートです。
32℃の仕込み水にイーストを加えます(1分ぐらいおく)。
手にべっとりつかないよう、ここで先生のアドバイス。
なるべく手のひらでこねる。指先ではやらない。
ボールを自分の体にしっかり近づけるとよいそうです。
よいしょ、よいしょ。
上からたたきつけるようにして
生地をまとめていきます。
こんな風になるまでこの作業を繰り返します。
最初の発酵へ。34℃のお湯をタッパーウェアに入れ、蓋をして40分。
その間もう一度作り方のおさらいをしたり、情報交換を
交えたフリートークで盛り上がります
先生お手製ケーキを頂きながらですよ。角田産カボチャの色がきれいですね。
甘さ控えめ、そしてしっとりがほんと美味しい!
猫の手でコロコロ丸める、丸める。
ベンチタイム20分へ。
濡れタオル等でしばし生地を休めます。
その間、ポテトパンの中身を作ります。
いよいよ角田産北あかりの登場です(ほかの種類でもOKだそう)。
茹でたものをマッシュして、ミックスベジタブルと水気を取った玉ねぎのみじん切り、
細かくほぐしたゆで卵を加え、マヨネーズで割としっかり味付けします。
先生は何をしているかお分かりですか?
縁を押して帽子のような形を作っていますよね。
それを親指と人差し指で丸を作った上にポンと乗っけるのです。
ポテトサラダをこのぐらい。
スプーンで押し込んでいきます。
ただし2本の指は柔軟にしておいて形を整えていきます。
しっかり口を閉じます。
仕上げ発酵へ。
切れ目を入れ、
味の素のマヨネーズとソーセージでトッピング。
ゴールが見えてきました。焼成です。
本日のパンをセンターに、素敵なテーブルウエアが引き立てています。
手前は軽トラ市で求めた冬瓜のすり流しです。鶏ささみと生麩でまさに料亭の味!
私もご馳走になりました。たっぷりのポテトサラダと焼き立てパンとの
相性が抜群。手作りならではの感動の瞬間です。
もう一点、アーモンドハニーボールは甘系。そのふんわり感が何とも言えない美味しさでした。
◇◇◇
最後になりましたが、先生の料理の腕前をご披露いたします。
煮立てた調味料で作ったキュウリ漬け。
黄色いコリンキー、セロリー、キュウリとそれにイカの燻製。
そしてらっきょう酢、ごま油、そばつゆなどで味付けしたのだそう。
セロリ―苦手の生徒さんがパクパクでした。
ナスと熊本県の特産品「南関あげ」の煮びたし。
初南関。美味しい!ホントに貴重な情報を頂きました。
大河原の生徒さんが朝どり「ちびピーマン」を持参。
先生の手にかかると、さっと素揚げで出てきました。
ピーマンの味はさほどせず、夏野菜の風味がイケています。お酒の友ですね。
カボチャのグラタン。新鮮野菜を封じ込め、とにかく、やはり美味しい。
◇◇◇
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