2014.09.30

角田の歴史に触れる秋の特別拝観=高蔵寺&斗蔵寺=

9月27、28日の午前は高蔵寺、午後は斗蔵寺で秋の特別拝観が行われました。

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国指定重要文化財・高蔵寺近くを流れる高倉川。紅葉まではあと一歩ですが、秋の訪れを感じる散歩道でした。
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宮城県最古の木造建築「阿弥陀堂」前で、特別拝観を楽しみに待つ人々です。
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佐藤靖彦副住職が扉を開け、皆さん「阿弥陀如来坐像」拝観へと歩みを進めます。
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こちらが「阿弥陀如来坐像」です。平安時代末期に藤原秀衡とその妻が作らせたと伝えられています。像高約2.7メートルの寄木造り。昔は金色さん然と光り輝いていたと言われていますが、漆黒色というのはそれはそれで凄い存在感があるものですね。私には優しく微笑んでくださっているように見えました。
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横からも拝顔。違った表情にも見えます。
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お手元を失礼。綺麗な形ですね。
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奥にいらっしゃる「阿弥陀如来坐像」は、またお顔が違う、きりりとした感じでしょうか。
ホントに寄木でできているのですね。
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熱心に質問される見学者。
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秋田から来られた男性は午後の斗蔵寺にも行こうと場所を確認中。
◇◇◇
隣の国指定重要文化財「旧佐藤家住宅」前では、「西根ボランティア友の会」による恒例のおもてなし茶屋が開かれていました。私は昨年来ご馳走になり、大ファンになった一人です。
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 見学者の方々も口々に美味しいと。
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ほんの一部をご紹介。 イチジクの甘露煮。優しい甘さです。
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 栗の渋皮煮。一つひとつ手間のかかるものを有り難く頂きました。
◇◇◇
午後からは斗蔵山の山頂にある斗蔵寺観音堂へ。大同2年(807)に坂上田村麻呂が建立し、千手観音を安置したと言い伝えられているそうです。
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駐車場から斗蔵寺に向かう途中、角田市内が今日はくっきりと見渡せました。
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 国有林の大木を眺めつつこの参道を登れば、目指す斗蔵寺に到着です。
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秘仏の銅造千手観音像懸仏(県指定文化財)などを拝観させて頂きました。
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中では石川住職から、「十善戒」という有り難い講話を頂き、心を引きしめた次第。
秋の行楽シーズンを迎え角田にお越しの際には、ぜひ高蔵寺、斗蔵寺にもお参りください。
詳しい情報は、「ココカクダ」からもどうぞ→http://kokokakuda.jp/?page_id=2838

posted by 梨の花 nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0)

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110FT

こんにちは
高蔵寺、斗蔵寺ではおつかれさまでした、兄弟で拝観させて頂いていたものです
高蔵寺のおもてなし茶屋は毎回ハズレ無しでとても美味しく、また行こうと思わせてくれますね

次の日は自転車で角田駅のずんだ祭りとシンケンファクトリーのずんだカフェを散策してみましたが、お会いできませんでした
ずんだ祭りとずんだカフェ、ともに大盛況でLIVE演奏等素晴らしかったです
ずんだカフェセットはすごい並んでいたので諦めてしまいましたが
by 110FT (2014-10-01 21:59) 

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