2014.12.13
角田産秘伝豆を使用!「マルブン食品」に行ってみた。~前編~
怒涛の3連投!!梅雀です。
先月11/28~30に仙台市青葉区の「東北ろっけんパーク」にて角田市が出展しましたが(詳しくはこちら)、 その中で唯一、他の市町村から参加、角田産秘伝豆を使った商品を販売された店舗が、宮城県塩釜市に本社・工場を構える「マルブン食品株式会社」さんです
(写真は「東北ろっけんパーク」にて撮影)
今回は、角田産の秘伝豆が写真の「豆乳さんかく」を始めとした、「マルブン食品」さんの商品にどのようにして使われているのかをチェックしに、はるばる塩釜市まで行って参りました
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角田市から高速道路を使い車で向かうこと約1時間半、角田市とは違い海に面した塩釜市。
マグロの水揚げやかまぼこなどの練り製品の生産がトップクラスということもあり、市内には数多くの練り製品製造・販売会社があります。
最寄りの駅から歩くこと20分、「マルブン食品株式会社」に到着です 海に近いこともあり、磯の香りがいいですね~。
担当の方にご挨拶したのち、早速工場内を見学させていただきました
まずは写真、通路に配置されているいくつもの混合(ブレンド)機に、製品の材料となるすり身や野菜類を投入 、野菜の食感を損なわないように優しく混ぜ込むそうです。ちなみに昔ながらの製法を貫き、大手メーカーとは異なり保存料は一切不使用だそうです。お子さんにも安心して食べさせられる食品、ということですね。
そして出ました!こちらが先の「東北ろっけんパーク」で販売されていた「豆乳さんかく」や「豆乳団子」の原料に使われる、角田産秘伝豆です 1日あたり5~10kgの豆が、約30ケース分の生産に使われるそう。1ケースには6パック入っており、1パックにつきさんかくや団子が4~6個入っているので・・・なんと 平均して1日800個の製品に秘伝豆が使われている、という計算になります。
ここからは取材に伺った時間帯に生産されていた、「野菜天」の作り方をレポート
混合機によってブレンドされた原料は、始めに人の手で成型機に移し替えられます(写真左上、左下)。その後機械により平べったく丸型に成型、次工程の油に投入されます(写真右上、右下)。
いよいよ「揚げ」の工程です。一口に「揚げる」といってもここではある工夫がされているんです。
まず低温の油でゆっくり、製品の中まで熱を通します(写真左上、左下)。こうすることで出来上がりがふっくらと仕上がるんだそうです。その後高温の油で短時間、キツネ色にこんがりと揚げ(写真右上)、油きりを行います(写真右下)。このような「二度揚げ」を行うことで、「中はふっくら・外はカリカリ」の美味しい製品が出来上がる、という訳です
ここでなんと実際に試食させて頂けました。ハフハフしながら食べる、揚げたての野菜天は絶品です。
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いよいよ次は包装・出荷の工程です。そして工場見学の後は本社佐藤文行社長に、「豆乳さんかく」や「豆乳団子」の開発秘話をバッチリ伺いましたよー。
続きは近日アップ予定の「角田産秘伝豆を使用、「マルブン食品」に行ってみた。~後編~」をお楽しみに
posted by 梅雀
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