2014.12.23
角田産秘伝豆を使用!「マルブン食品」に行ってみた。~後編~
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前回までは製品の生産工程のうち、「原料の混合(ブレンド)成型揚げ」をご紹介。次はいよいよ製品の「包装・出荷」です。
写真は油きりの後、別室の放冷機までコンベアで運ばれる「野菜天」の図。この後の工程である「包装」のため、製品を冷ます必要があるわけですが、急激に冷やすことで風味を損なわないよう、放冷機を使って時間をかけゆっくり冷却するとのこと。
放冷機で十分に冷ました製品は、20人余りのパートさんたちの手により、次々と包装・箱詰め、仕分けされていきます。
一日に全体でなんと3,500ケース、約2万パックの製品がこの工場から出荷されているそうです
そして出荷場の中には・・・角田産秘伝豆を使った「豆乳団子」の姿も
さて、工場を見学させて頂いた後は、事務所にて本社佐藤文行社長に、「豆乳さんかく」や「豆乳団子」について開発経緯など色々お話を伺いました。
まずは写真下の「豆乳団子」、 5年ほど前に開発・販売を始め、当初はすり身に練りこんだ高たんぱく・低カロリーの豆乳を前面に押し出した商品だったそうです。また材料である6種類の野菜も、現在とは異なり輸入物も使用していたとのこと。しかしそれまで使っていた台湾産の枝豆は、味や色があまり良くありませんでした。そのため県内産の枝豆を探したところ、角田市役所の方から角田産秘伝豆を紹介され、以来角田市内の授産施設である「虹の園」さんから加工・冷凍された秘伝豆を2年前から供給してもらっているとのこと。
1年目は年に1トンの豆を「虹の園」さんから、今年は「虹の園」さんに加え「産直広場 あぐりっと」さんからも計2トン超()の秘伝豆が供給されているそうです。
佐藤社長曰く、「味と香りが別格で、鮮やかな緑色も角田の秘伝豆だからこそ」 とのこと。昨年から発売されている「豆乳さんかく」と合わせ、地元塩釜はもちろん、県内では特に冬場、鍋の具材として売れ行き好調だそう。HPからも注文を受け付けており、パーティー用としての注文も多いとか。
ちなみに佐藤社長から「オススメの食べ方」も教えていただきました写真のように茹でた団子にあんかけをかけて食べたり、フライパンでサッと火を通し、大根おろしとポン酢で頂くのもイケるそうです。
そして現在、角田産の「すずこま」トマト(角田在住の「お米クリエイター」、佐藤裕貴さんも生産しています) や蔵王産のバジルを使った新商品を開発中、来春発売予定だそうです
最後に「豆乳団子」と「豆乳さんかく」を両手に携えた佐藤社長をパチリ
お忙しい中インタビューを受けていただき本当にありがとうございました
毎年秋に角田駅駅前で開催される「角田ずんだまつり」や今年の「ジャズフェス」にも出品、大変好評だったとの「豆乳団子」と「豆乳さんかく」、塩釜市観光物産協会(仙石線本塩釜駅前)を始め、宮城県および関東圏のスーパー(生協など)にて秋・冬限定で販売中です。もちろん角田市内のスーパーでも販売してますよー
皆さんもお近くのスーパーで是非お買い求めになってはいかがでしょうか。
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「株式会社マルブン食品」HP→http://www.marubun-s.com/ecshop/
お問い合わせ先 (HPより転載)
マルブン食品株式会社
マルブン食品 カスタマーサポートセンター
〒985-0001 宮城県 塩釜市新浜町3-16-15
電話番号:022-365-3125
FAX :022-365-3115
E-mail :info@marubun-s.com
posted by 梅雀
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