2014.12.30
角田市佐倉では「手打ちそば」販売中です。
いよいよ今年も大晦日を残すのみとなりました皆様年末はいかがお過ごしでしょうか。
そして大晦日の夜といえば・・・「年越しそば」を食べるのが世の慣わしですね。
そんな折、「角田市内で手打ちそばを製造・販売しているところがある!」という情報を耳にしたため、早速取材に行って参りました!
角田市中心部から北東に位置する、佐倉地区の閑静な住宅街に居を構えるのはこちら「そば工房 光ファーム」さん。
自宅の敷地内に工房を構え、毎週金・土・日の3日間、軒先で自家製手打ちそばを販売しています。
門をくぐって最初に目に飛び込んだのは大きな蔵!こちらのご主人はそばの原料となる「そばの実」の他に水稲(コメ)も栽培しているそう。
こちらがご主人の工房。
そしてこちらがご主人の芳賀 光さん。この日は冬休み中のお孫さんと並んで撮影させていただきました。
3年前に会社を退職し、水稲(コメ)の専業農家となった芳賀さん。 そばを打つようになったきっかけの一つは、1970年代より推し進められてきた国の減反政策(稲作を行う田んぼを他の農作物の栽培にあてたり休耕することで、米の生産量を調整すること)。7年前の減反の際に受けた補助金を活用し、同じ地区の農家の方々数人と共同でそばの実を植え始めたそうです。その後、以前の会社で職場の先輩からそば打ちを教えてもらっていたこともあり、去年から本格的にそば作りを始めたとのこと。
こちらが実際にそばを打つ際の作業台。通常そば作りを行う季節は、稲やそばの実を収穫した後の農閑期(のうかんき)である11月から3月だそうです。ちなみにこのように生産・加工・販売を一挙に行っている当工房は、まさにご主人のおっしゃるように「6次産業」の一つですよね。
写真は「麺棒(めんぼう)」で延ばした生地を、「そば切り包丁」を「小間板(こまいた)」にあてて切っていく様子です。
ちなみにそば粉は、茨城県発祥の「常陸(ひたち)秋そば」という品種を栽培、つなぎである小麦粉は宮城県産「ゆきちから」 を使用しているそうです。
そして完成したそばがこちら1パック700円(2食分・つゆ付き、税込価格)、1日10パック限定で販売しています
そしてなんと!特別に2パック頂けることになりました!ちなみに今年分の年越しそば(限定120食)の予約は取材に伺った12/26(金)の時点で既に終了してしまったそうです。
「そば工房 光ファーム」では、通常午前中にそばを打ち、正午から16時まで工房での販売を行っています。販売開始の際は写真のように、看板脇に「只今!!営農中」というのぼりを掲げます。ちなみにのぼりが降りたら「販売終了」の合図だそう。
後日、頂いたそばを実際に食べてみました。スーパーなどで売られている安価なそばと比べるとやはり味や食感、香りもさることながら、茹でたときの臭みやぬめりがほとんどないことに驚きました
また取材時に偶然お会いしたご主人のご友人(日頃ご主人のそばを購入頂いているそう。そばの食べ歩きが趣味だとか)に話を聞いても、やはり「市販のものより風味が良く、毎回食べたくなる」ほどだそうです。
原材料は自家製のそば粉と県内産の小麦粉のみ、といった地場産食材と安全・安心にこだわった自家製手打ちそば、この機会に是非ご賞味ください。
そば工房 光ファーム
【住所】宮城県角田市佐倉字一本木町51
【TEL】 090-1371-6335
【営業日】11月~3月 毎週金・土・日(不定休あり)
※2016年は、1月10日頃から営業予定
【営業時間】 正午~16時
【料金】1パック700円(2食分・つゆ付き、税込価格)
※1日10パック限定販売
※予約可(前日まで)
詳しくはこちらからも→http://www.hikari-farm.jp/company.html
posted by 梅雀
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