2015.01.17
はだか参りに参加してみた~第28回どんと祭はだか参り~
あけましておめでとうございます
2015年初ブログの梅雀です。
去る1月14日(水)、県内では各地で「どんと祭」や「裸参り」が行われましたね。皆さん参加されましたでしょうか?梅雀は小学生以来久々に参加しました。もちろん、県内一過酷と言われている「第28回かくだどんと祭はだか参り」に例年「GO!角田」ブログにて裸参りの模様をお伝えしておりましたが、今回は初の「体験レポート」となります。
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集合時間の17時に角田市商工会館を訪れると・・・
皆さんさっそく裸参りの準備をされています。頭には白はちまき、体にはさらしを巻いた上からしめ縄をつけます。そして白足袋をはいたら準備完了です。 今年は雪が降った一昨年などと比べると、快晴で気温もあまり低くなく風もないためGood Condition だそうですが、やはりこの格好は少し寒いですね。。。
会場内では体を温めるための鍋やお酒も用意されており、梅雀もあまり飲めないながらも日本酒を頂きました。体の内側から温まります。
着替えが終わると、石川商工会青年副部長が市内を参拝する際の隊列を説明。その後18:00から出発式が行われました。
まずは三由青年部長がご挨拶。今年の裸参りには市内の企業や近隣の市町村等からの参加も合わせ、計69名が参加(女性も5名参加)と例年並みの人数だとか。ちなみに隊列の後方には地元のスポーツ少年団のちびっ子も加わり、100名以上の大行列となりました。
角田市大友市長からもご挨拶いただきました
そしていよいよ18:30、参加企業・団体ののぼりやちょうちんを持って商工会を出発背中にカイロを貼って完全装備の方もいらっしゃいました(笑)。
角田の裸参りでは市内の神社計6か所(天神社、神明社、八幡神社、金刀比羅神社、青麻神社、斗蔵神社)を回り、角田の皆さんの一年間の家内安全、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣を祈願します。またその際に厄祓いのため、「ヤーホイホイ」の掛け声と共に、わらで作られた「鳥追い棒」を地面に叩きつけながら市内を移動します。
各神社の境内では正月に使用した門松やしめ縄、松飾りを燃やす「御神火」が焚きあげられていました。この火は正月の間に各家庭に訪れていた神々を送るものとされており、あたると心身が清められ、1年間無病息災・家内安全のご加護が得られるそうです。
例年に比べ暖かいとはいえ、やはり真冬の夜。梅雀も暖をとる、もとい心身を清めるためすかさず火にあたりにいきました。
3か所目はあの伊達政宗の叔父である石川公の氏神様が祀られており、角田市の総鎮守である「八幡神社」。
ちなみに境内に入るときは、私語を慎むため「含み紙」と呼ばれる紙を口にくわえます。
参拝が終わった後、鳥居の前で記念写真をパチリ。
次の神社に向かう途中、「お食事処 宮崎屋」さんの前で休憩。そばのおふるまいがされていました寒空の中、本当にありがたいです。もちろん梅雀は遠慮なく頂きます。かつおだしがきいた汁を全て飲み干すと、冷えた体が温まり生き返ったような気分でした。
その後さらに「本町休憩所」でフランクフルトなどを頂く&たき火で暖をとりました。
そしてここからは別ルート。
商売の神様を祀る「金乃比羅神社」→病気に対して霊験あらたかな神様を祀る「青麻神社」を巡るルートと、斗蔵山の頂上に位置し、五穀豊穣の神様と縁結びの神様を祀る「斗蔵神社」を参拝するルートです。梅雀をはじめ20人ほどはバスに乗って斗蔵神社へと向かいました。
山のふもとでバスを降り、そこから頂上の斗蔵神社まで冬の大行軍。 足元にはわずかな明かりがあるのみで、先頭の懐中電灯を頼りに暗闇をひたすら歩きます。神社までの山道を歩くことおよそ15分、頂上に着くころにはおかげで(?)体が温まっていました。
神社で参拝を終えたのち、参拝客のみなさんに向けて餅まきです。梅雀は撮影のため参加できず。来年こそは・・・
その後境内でふるまわれていた甘酒や豚汁を頂き、最後に裸参りの締めくくりとして道中使っていた鳥追い棒やしめ縄を御神火に放り込み、焚きあげてもらいます。
その後下山、バスに乗り21:00頃予定通り商工会館に到着。
梅雀は裸参りに参加するのは初めてで正直内心不安でしたが、終わってみれば県内の貴重な風物詩を肌(裸)で体感することができ、とても貴重な経験をさせて頂くことができました。今年のような天気・気温であれば来年も参加してみようかな?と思ったり。
最後に、角田の皆さんに今年一年ご利益がありますように
posted by 梅雀
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