2016.11.04
実りに感謝!宇宙芋収穫
鈴なりに実った茶色い物体…
これはなんでしょう?正解は…
「宇宙芋」です!
7月に取材させていただいた宇宙芋が収穫の時期を迎えたという情報をキャッチして、
渡辺ファームにお邪魔しました。
7月の取材時にはこのくらいだった苗が、ぐんぐん伸びて支柱の天を覆い、
緑のトンネルさながらに成長していました。
見上げるとたくさんの宇宙芋!
隕石のような茶色いゴツゴツとした実が、宙を浮かんでいるように見えることから
「宇宙」の名を冠しているのですが、思わず納得!の光景。
今年から初めて植えた宇宙芋ですが、その見事な生育具合に、渡辺さんもとても喜んでいました。
宇宙芋収穫!と聞いて、駆け付けたのはGO角田スタッフだけじゃありません。
「宇宙」のワードに導かれとやってきたのはこの方。
早速真面目に収穫お手伝いする宇宙人。
成熟しているものは、少しひねるだけでぽろっときれいに実がとれるのでハサミいらず。
おもしろいほど簡単に収穫できます。
宇宙芋をまじまじと見つめる宇宙人。
宇宙に思いをはせているのでしょうか。。。
ひと仕事を終えて、渡辺さん、同じく収穫のお手伝いに来ていた農家の星さんとにっこり。
宇宙人の頑張りもあって、あっという間にたくさんの宇宙芋が収穫できました。
収穫した宇宙芋は大きいものだと重さが350g~400g!
食べごたえがありそうですね~。
この日だけでもかなり収穫しましたが、収穫まであともう一歩の実もあったので、
最終的にはかなりの収穫量になりそうです。
今年度中にはご自宅の敷地内に宇宙芋の加工場を設けて、
さまざまな宇宙芋の加工品を生産予定の渡辺さん。
宇宙芋が角田の名物になる日も、そう遠くないかもしれませんね!
宇宙芋は、渡辺さんの提供で、コスモハウス、JAXA角田宇宙センター、
コワーキングスペースGomboppa(ゴンボッパ)の前でも栽培されています。
まだ実がなっている姿を見ることができるかもしれませんので、
実物をご覧になりたい方は足を運んでみてくださいね。
◆
収穫お手伝いのご褒美に、宇宙芋をいただいた私はさっそく料理に使ってみました!
事前に渡辺さんから、「長いもみたいに、とっても粘り気があるのよ!」と伺っていたので、
すりおろして、水切りした木綿豆腐、卵、枝豆、片栗粉を加えて落とし揚げにしてみることに。
写真で伝わるでしょうか?この粘り気。
個人的な感覚としては、自然薯並みの粘り気の強さです!
ちなみに、茶色っぽく見えるのは、すりおろした宇宙芋のせい。
皮をむいた瞬間は真っ白なんですが、空気に触れるとあっという間に茶色く変色するんです。
これは宇宙芋に含まれている、豊富なポリフェノールのせいなんだとか。
こちらが完成した落とし揚げ。
中がふわふわ、とろとろで、明石焼きのような口当たりになりました。
すりおろした宇宙芋は、お好み焼きのつなぎとして使うのもいいかもしれません!
そしてもう一品は、スライスした宇宙芋をたっぷり入れたスペインオムレツ。
ジャガイモとは違う、もっちり、ねっとりとした食感で、美味!
試しに生の状態でも食べてみたのですが、ほんのり苦みがあって、シャキっとした歯ごたえ。
千切りにして、梅マヨネーズと和えてもおいしそうです。
渡辺さんのおすすめは、ご飯と一緒に炊いた芋ご飯。
こちらもホクホクしておいしいそうですよ!
食物繊維やポリフェノールがたっぷりなので、美容・健康にも◎
焼いたり、蒸したり、いろいろな料理に使える、食材としても魅力的な宇宙芋。
角田で栽培が広がって、気軽に買えるようになってほしい!と切に願います!
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