2017.03.28

手塩にかけて育てた角田産いちご!

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冬から春にかけて店頭に並ぶ、ハウス栽培の真っ赤ないちご。
角田産のいちごは今年もたわわに、美味しく実っています。 
 
甘酸っぱい、旬の味を求めてお邪魔したのは
角田市民ゴルフ場のほどちかくでいちごを生産するサトウ農園
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 後継者として日々栽培法などを勉強し、
愛情たっぷりにいちごを育てる佐藤雅和さんにお話をうかがいました!
 ◆
 サトウ農園はじめ、13軒の生産者からなる角田の苺部会が出荷するいちごは、
ほどんどがみやぎ生協の「めぐみ野」ブランドの宮城県産いちごとして流通しています。
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みやぎ生協との取引は1970年代後半からで、40年以上のお付き合い。 
 皆さんも、知らず知らずのうちに、佐藤さんが育てるいちごを
食べたことがあるかもしれませんね!
 
サトウ農園で栽培する品種は「とちおとめ」1種のみ。
いちごにもさまざまな品種がありますが、
「甘さと酸味、香り、果肉の固さ、一番バランスがいい品種」と雅和さんが語るように、
1996年の品種登録以来、いちご界における国内シェアNo.1の花形品種です。 
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サトウ農園では培地の土壌でそのまま育てる土耕栽培と
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ベンチ式の棚で栽培する高設栽培の2種の環境でいちごを栽培しています。 
土耕栽培は父である兵栄さんが担当し、高設栽培は雅和さんが担当しているそう。
近年のいちごは土に植え付けせず、培養液を使った養液栽培を取り入れる産地が多いのですが、
サトウ農園のこだわりはあくまでも土。
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「農園があるのはもともとは阿武隈川が流れていた場所。
川の流れがもたらした肥沃な土壌が、いちご本来が持っている
自然な甘さを引き出してくれるんです」 と雅和さん。
粘土質の土壌は肥料持ちがいいのも特徴なんだとか。  
市場に出回っている「とちおとめ」の平均な糖度は12度程度。
サトウ農園のいちごはなんと、15度以上という数字です! 
角田の土壌の素晴らしさに改めてびっくり! 
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真っ赤に実ったいちごを味見させていただきましたが、
果肉がしっかりしていて、豊かな甘さとほど良い酸味が口いっぱいに広がりました!
◆ 
 いちごの一大産地である栃木県で研修し、家業を継いだ雅和さんは
栽培法の研究にも余念がありません。
「ずっと同じではなく、自分に合った方法を取り入れながら
より質のいいいちごを作りたい」と、試験的にITを取り入れた
ハウスの環境管理にも取り組み始めました。 
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ハウス内に設置したセンサーで、温度や湿度、光合成に欠かせない二酸化炭素の量を監視。
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 目だけでは確認できない、いちごの生育に適した環境づくりを行っています。
 
完熟の新鮮でおいしいいちごを消費者にとどけるため、
朝早くから収穫し試行錯誤しながらいちご作りに奮闘する雅和さん。
角田の土壌に育まれた 甘酸っぱい いちごをぜひご賞味くださいね!
 
 

 
 
 

 
 
 
 

 

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