2017.04.19
「かくだどんぶりコンテスト」銀賞受賞作をつくってみよう!
昨年11月に開催された「第7回ザ・地産地消 かくだどんぶりコンテスト」で
銀賞に輝いた『特製梅だれでさっぱり 豆が主役の天丼』を
レシピ考案者の菊地千恵さんから教わる料理教室が開かれました!
今回料理教室を行ったのは、自主学習グループ「ふきのとうの会」。
市の事業として行われていた「脳の健康教室」から派生したグループです。
ここにボランティアスタッフとして参加している菊地千恵さんが、
「広報かくだ」12月号に「かくだどんぶりコンテスト」銀賞受賞者として掲載されていたことから
「あら!菊地さんにそんな特技があったのね~!みんなで教わりましょうよ!」
と企画されたのが、この料理教室です。
調理師免許を持つ菊地千恵さん。
菊地さんは角田で生まれ育ち、現在も角田で暮らしています。
どんぶりコンテストへ参加したきっかけは
「角田の食材を使うというテーマに興味があったから」。
地産地消の家庭料理に日々取り組んでいるようです。
今回の料理教室は、まず食に関するお勉強からスタート。
角田市健康推進課 栄養士の小林さんから
「角田市の食と郷土料理」についてのお話がありました。
昨年、角田市民1000人に実施した食生活に関するアンケート結果をもとに、
市民の食生活の傾向として、毎日野菜を十分にとれているか、朝ごはんを食べているか、
角田市の郷土料理に関してなど、 市民にとっても興味深い内容。
1回の食事で必要な野菜の量は、
「生野菜で“平らに並べた”両手に乗るくらい」が目安。
グラムで言われるよりわかりやすい!
続いて、レシピを見ながらの調理実習。
銀賞受賞のレシピはこちら!
はじめに菊地さんがデモンストレーション。
「普段顔を合わせているお母さんたちなだけにいつもと違う緊張感が・・・」と菊地さん。
参加している女性たちは、菊地さんのアイデアに興味津々。
大豆のかき揚げは、木べらを使って油に落とすとまとまりやすい!
音が「パチパチ」から「シュワシュワ」に変わったら揚げるタイミング。
豆同士がしっかりくっつき、おいしそうなかき揚げに!
ここからは、班に分かれて実習。
「こんな感じ?」「ここどうやった?」「なるほど!こうしたらいいのね!」など
お互いの知恵やコツも話しながらにぎやかに調理が進みます。
この天丼は角田の特産品である「梅」も味のポイント。
細かく刻み、ごはんと天丼のたれに使います。
ごはんには、刻んだ梅干しとしょうがを入れて混ぜ合わせます。
菊地さんが盛り付けのお手本を見せて・・・
(ごはんの上に具材を縦に入れていくのがポイント)
完成!
湯葉とブロッコリーのおひたしと、
たまご豆腐とわかめのお吸い物も添えて。
食べる直前に、上からたれをかけるのですが、
このたれに使った「いり酒」は、
室町時代末期から江戸時代中期まで使われていた、お醤油のようなもの。
日本酒と梅干を煮詰めた調味料です。
伊達政宗公もお刺身につけていたようです!
これがとてもまろやかで、風味豊か!
角田の梅干しは、こんな調味料にも変身できるんです♪
菊地さんお手製の「いり酒」
今回のどんぶりにかけたのは、
いり酒に出汁や刻んだ梅を加えたもの特製のたれでした!
写真右が、いり酒入り特製たれ!味にコクがありました
角田の特産品である大豆と梅、米をたっぷり味わえる
菊地さんのどんぶりレシピ。
参加者からは「大豆の天ぷらがおいしい!」「食べごたえがある!」
「いり酒を家でも作ってみよう!」など満足の声が。
角田の食材をふんだんに使った野菜たっぷりの天丼、
あなたもぜひ、ご自宅で作ってみてください!
【「かくだどんぶりコンテスト」銀賞受賞時のレシピはこちら】
コメント 0