2018.02.23
角田駅では牟宇姫ひなまつりの準備が始まりました!
3月3日・4日に迫った牟宇姫ひなまつりに合わせ、
角田駅ではつるし雛の飾りつけが行われました。
その色鮮やかで華やかな光景に、角田の春の訪れを感じます。
ひなまつりが今から待ち遠しくなりました!
今回、角田駅内にある待ち合い所には
いろいろな人形が吊るされたつるし雛と、
そのつるし雛を和傘に下げたものの2種類が飾られます。
すべてひまわり会さん(つるし雛作りの先生)たちの作品です。
はしごに昇り、和傘から慎重に飾っていきます。
ひな飾りが絡まっていないか、きちんと吊るされているか
先生たちの厳しいチェックが入ります。
和傘をパッと開くと可愛いひな飾りが現れ、
なんとも風流なその光景に目を奪われます。
そして駅の待ち合い所にある広いスペースには、
天井からたくさんのつるし雛を吊るしていきます。
つるし雛は青色は五月飾り、赤色はひなまつりというように
それぞれ色分けされているそうです。
青色の五月飾りのつるし雛には
こいのぼりや兜をかぶった人形、魚やタコなど
男の子らしさを連想させる人形が吊るされています。
色合いも比較的落ち着いたものが多く使われていますね。
ひなまつり向けの赤色のつるし雛は、
赤やピンク、オレンジなど、明るい色合いの人形が目立ちます。
いちごや毬、這い子人形やうさぎなど
女の子らしい可愛い人形が吊るされています。
このつるし雛の人形には、
それぞれに謂れや言い伝えがあるとされています。
例えば「這い子人形」は
子の健やかな成長を願う意味が込められ、
「毬」は子が美しく可愛くなるように、
「とうがらし」には可愛い娘に虫がつかないように
といった、どれも親の子への深い愛情を感じるものばかりです。
駅内には、人形に込められた意味が一目でわかる掲示板も設置されています。
その意味を理解しながら人形を見ていくと
もっとつるし雛の魅力が感じられると思います。
掲示版には載っていませんが、
中には雲に乗った龍や桃太郎、「日本一」の旗を掲げた猿など、
面白い人形もたくさんありました。
自分のお気に入りを見つけてみるのも楽しそうですね!
2時間ほどでたくさんのつるし雛が飾り終わりました!
色鮮やかなつるし雛がずらっと並び、駅もパッと華やかに。
駅を利用している方々も立ち止まって見上げたり、
人形を1つ1つじっくり触ったりと、
その華やかさに目を奪われているようでした。
こんなにたくさんのつるし雛が一斉に飾られると
迫力も増し、美しさがより一層際立ちますね。
駅に隣接されている角田市観光物産協会内にもつるし雛がありますので、
角田駅にいらした方はぜひそちらも合わせてご覧ください!
(3月上旬までの展示となります。)
さらに、角田市市民センターでは見事な藤の花が完成!
以前このブログでも紹介しましたが、
この藤の花は角田中学校の1年生150名が共同製作したもの。
1人1本を完成させることを目標に、
昨年9月から授業で製作をスタートしました。
授業以外の時間に製作を続けた生徒もいたとか。
紫、ピンク、白の優しい色合いが美しいこの藤の花は
3月中旬まで、正面玄関前にて見ることができます。
生徒たちのたくさんの思いが込められた力作です。
皆さんでぜひ見に来てくださいね!
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