2012.02.29

西根のシンボル!せんだんの木

「西根にせんだんの木という立派な木があるから1度見ておいた方がいい」と角田で何人にもススメられていました。
そう言われたら、見ておかねばなるまい…!というわけで見てきました。

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■これが「せんだんの木」!
高倉小学校(旧西根小学校)の跡地、校庭だった場所にぽつりとその木は立っていました。
明治10年、高倉小学校開設の時に移植されたとされ、樹齢推定130年、高さ約20m、幹周5mにもなるという。

この「センダン」という種類の木は、もともと西日本などの温暖・亜熱帯地域に自生する木だそうで、東北にこれだけの巨木として成長したものは、国内でも稀とされています! 

全盛期には校庭の5分の1を覆うほど枝が広がっていたらしい。そのため教室の採光を妨げるとして、何度も枝が伐採されたため、枝先から枯死が目立ち、瀕死の危機に…。
それからこの西根のシンボルを守りたいと「桜とせんだんの木を守る会」が立ち上がり、樹木の治療がすすめられ、樹勢は回復に向かっています!
春には薄紫色の花が咲いて、とてもキレイだそうです!

西根地区には高蔵寺を始め、ホイホイ岩やこのセンダンの木など、不思議なものがたくさん残っていて、本当におもしろい地域ですね!!宝探しするとキリがないです。やはり高蔵寺パワーがこの一帯に降り注いでいるのでしょうか!?

■休石を見落とすな!?
さて「こんな素晴らしい木を見れて満足!」と思って見落としてしまいそうですが、木の横に座るのにちょうど良さそうな石が2つあるのに気づいたでしょうか?
474.jpg475.jpg
この石は「休石」と呼ばれ、道行く人々が荷を下ろし、この石に座って休憩していたので「休石」と呼んで、当時はとても重宝されていたそうです。
元々1つは高倉村本町から笠島村への田園細道を進んだ三叉路に、もう1つは関場の騎馬口から高倉川を渡った三叉路にあったそうです。
それから道路整備でそれらの道はすっかり変わり、この2つの休石だけ残りました。名残惜しんだ人が保管していた後、今はココに置かれています。

何人もの人たちが腰を下ろしたこの石に座って、せんだんの木を眺めると、この木とこの石が見てきた風景が見えてくるような気がしますね…!

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コメント 2

kozoji-hotarunosato

西根自治センター内の、高蔵寺ホタルまつり実行委員会です。
「せんだんの木」の紹介ありがとうございます。
いつも楽しみに拝見させて頂いております。
6月23日(土)に高蔵寺ホタルまつりが開催されます。
こちらもよろしくお願い致します。
by kozoji-hotarunosato (2012-02-29 23:58) 

ゆめこ

> kozoji-hotarunosatoさま
お返事遅れましてすみません。
いつもご覧くださり、ありがとうございます!
せんだんの木は本当に素晴らしかったです!角田の人がみんなオススメする意味が見に行って分かりました。
いつか全盛期の頃の様な姿まで回復することを願っています!
ホタルまつりは、日付が近くなったら是非こちらでもご紹介させていただきます!
コメントありがとうございました!
by ゆめこ (2012-03-21 10:27) 

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