2016.07.29
大きくなぁれ♪魅惑の○○いも
ハート型ののかわいい葉っぱ
なんの植物でしょう????
支柱をつたって高く伸びるこの植物の名は…
宇宙いも!
もう、名前からしてなんとも魅力的です!
宇宙いもとは別名エアーポテトと呼ばれる植物で、大きなむかごが実ります。
むかごというと、1㎝ほどの小さなものを想像してしまいますが、
宇宙芋は追肥をして上手に育てると、
赤ちゃんの頭くらいにまで育つのだそうです。びっくり!
蔓にゴツゴツしたむかごが実り、その様子が宇宙に浮かぶ隕石のように見えることから
宇宙いもと呼ばれているのです。
実物はまだお見せできないのですが、こんな感じに実ります。
宇宙いもを育てはじめたのは、酪農家「渡辺ファーム」の渡辺京子さん。
子牛を含め、約120頭の乳牛を飼育。
広大な敷地で自由に運動させながら、
ストレスフリーで育てた牛の乳はおいしいと評判です!
知人にもらって初めて食べた、ピーカンナッツを使ったクッキーがとてもおいしく、
自分も育てて作りたいと思っていた渡辺さん。
そんな時に友人から「ピーカンナッツよりも、名前が角田にぴったりなものがあるよ」と
宇宙いもの存在を教えてもらったそうです。
まさに、JAXA角田宇宙センターがある角田にぴったり!と思い、さっそく取り寄せて試食。
クセのない食味で、いろんな加工が楽しめる!と夢がふくらみ、
道の駅構想が進む角田の新しい特産になればと今年から栽培をスタートしました。
まずは宇宙いもの存在を知ってもらいたいという願いから、
苗を「コスモハウス」や駅前のコワーキングスペース「Gomboppa」などに提供。
コスモハウス前
Gomboppa前
ゴーヤやアサガオのようにグングン伸びて、大きな葉をつけるので、
グリーンカーテンにもおすすめなのだそうです。
東南アジア原産で乾燥に強いので、水やりに手をかけなくてもいいという利点も!
実の生育が順調に進み、収穫できたら、いろんな加工を楽しんで、
商品開発をしたいと意気込む渡辺さん。
年内には、ファーム内に加工場を作る予定なのだそう。
サイの目に切ってご飯と炊いたり、薄切りにして揚げてチップスにしたり、
もち米に練りこみ、凍み餅にしたものを揚げてせんべいにしたり…
渡辺さんの創作意欲も宇宙いもといっしょにムクムク育っています。
畑の中で発見!
宇宙にあやかり、渡辺さんが作ってペイントしたロケット、宇宙飛行士が!
牟宇姫と宇宙に浮かぶムーン(月)をかけた
オリジナルキャラクターの構想まで進んでいます。
渡辺さんのクリエイティビティな精神に拍手!
宇宙芋の収穫は10~11月ごろ。
収穫時期にはまたお邪魔させていただき、ブログでも紹介したいと思います。
蔓にぷかっとぶら下がる、宇宙いもの姿を楽しみにお待ちください!
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