2011.12.02
震災から復興へ!パンとケーキの店「ブローチ」と目黒敬二さん
さあ、12月です。師走です。(*^_^*) 師走というとなんか、走り出したくなる忙しさがありますが、ゆったりと落ち着いていきましょう。←自問自答、(笑)
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今月のトップバッターは、パンとケーキの店「ブローチ」の目黒さんご一家。3.11の大震災で、お店にしていた蔵が全壊。大変な時間を過ごしながらも、5ヵ月後の8月に、みごと!「ブローチ」をRE-OPENさせました!がんばりの塊のような、目黒さんにお話をお聞きしました。
出迎えてくれたのは、かわいぃサンタさんのケーキ。もうすぐクリスマスなんですよね~容器選びも、スィート作りも、娘のゆきさんが担当していますヨ。キャンドル立てにしてもステキです。
お写真の左側がゆきさんです。右で微笑んでいらっしゃるのが、奥さまの靖子さん。パン作りと、喫茶を担当、いつも薫り高いコーヒーを入れてくれます。で、旦那様は、主に外回り。あったか家族で経営しています。
こちら、店内の様子です♪ 震災前より座席も増えて、家族連れでもゆっくりお茶ができます。お子さんとケーキを選んで、美味しいコーヒータイムなどいかが?ママさんもほっと一息つける空間です。
オーナーの目黒敬二さんです。東京の大学を出て、都心の百貨店で働くこと15年、パリコレや
香港に買い付けに行き、当時のファッション・トレンドを創ってきた人物です。
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地元に戻ってきたのは、親孝行の為。目黒家は代々続く商家、江戸末期から築150年の蔵が幾つも建っていた伊具地区の卸問屋だったそう。ちなみに、お祖父さんは名誉市民第一号。代が代なら、『おぼっちゃま!』 (*^nn^*) 目黒家の跡取りとして、親代々の店を守っていく役目があります。
こだわりの器。店内では、器や装飾品も展示・販売されています。
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「角田に新しい風を!」を胸に
従来の商材にこだわらず、今まで無かったものをという発想から、美味しい手作りパンのお店を開くことにした目黒さん。しかし、パンなど作ったこともない・・朝4時に起きて、師匠の下で修行し、ひたすら、パン、ぱん、PAN、を作ったそうです。ファッション業界からパン職人に華麗なる転身です。それから15年。1坪もなかった小さなお店から、徐々に大きくしていきました。
新「ブローチ」の外観。木の色、大きな窓、あったかいムードのお店になりました。
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ところで、目黒さん、帰郷後大人しくしている性格ではありません。「蔵の会 蔵フェスタ実行委員チーム」を立ち上げ、朗読会や各種イベントを行ないました。また、商店街の歩行者天国や、歴史資料館前でのライブなど、若者ならではの斬新なアイディアを実行に移し、活性化に力を入れてきました。角田を想うそんな活動が、ゆっくりと地元に愛されるお店に育てていったのでしょうネ。
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「心のこもったものを作って、近所の人たちに長く愛されるお店でありたい。」 靖子さんの一言からは、震災を乗り越えた自信と、静かな決意を感じました。
『がんばろう!角田!がんばろう!「ブローチ」!』
さて、ここでPR。「X'masケーキ、予約承っています~。」(*^_^*)
予約の際に「GO!角田見ました」というと、(↑)一割引きして下さるそうですヨ!
コスモ☆もオーダーしたことがありますが、とってもやさしいお味でした。特別な時間を演出するケーキ。目黒家手作りの愛情が、さらに美味しくする秘訣のようですね♪一度ご賞味あれ
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パンとケーキの店「ブローチ」電話:0224-62-2034 毎週水曜、第3火曜日定休日
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