2016.03.22

街なか交流サロン「ひだまり」で気軽にお茶しましょ♪

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角田市の商店街でこんな看板を見たことありますか?
こちらは街なか交流サロン「ひだまり」です。
一体どんなところなのでしょうか?今日はこちらをご紹介します。

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2016.01.12

大人の部活「角★部」

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角田にこんな部活があるなんて知らなかった。 

 大人の部活「 角★部 (かくぶ) 

どんな集まりかというと、、、

続きからどうぞ↓

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2015.03.27

郷家4代の歴史に迫る=肉の郷家=

まずは1枚の貴重な写真から。
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「肉の郷家」さん、初代の方です。時は明治。角田にかつてあった映画館の前で、何ともハイカラでしかも凛々しいお姿。横浜まで旅をしながら牛を運ぶ仲買人のお仕事をしていたそうです。
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3代目郷家貞男さんによると、「日本版カウボーイそのもの。馬に乗って仲間と15頭ぐらいの牛を横浜の中華街に納めていた」と。82歳で亡くなるまでに、2代目で末っ子の長六(ちょうろく)さんには、伝授すべきたくさんの事があったのだろうと想像がふくらみますね。

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写真は昭和25年8月、店舗としては2代目の店先の様子。
長六さんがここ角田で精肉店を始めた。と同時に昭和15,6年ごろは自転車で、丸森や梁川辺りまで行商もしていたそうです。因みに長六さんは96歳まで長生きされたそう。
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郷家さんの人気商品、一日平均1000個は売れる「コロッケ」。ここまでたどり着くには長六さんの努力があっての事。初代が繋いだ横浜。その地のレストランで習ったのがこのコロッケの原点。
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3代目貞男さんが2,3歳のころ、つまり戦後の昭和22,23年には売り出していたそうです。
以来70年も続くコロッケは、「ジャガイモの甘みそのままに他の素材ととけ合うやさしい味」とそれらを包むパリッとした衣とのコンビが最高。要するに「いつも美味
しい!」。
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貞男さんが家業を継いでもう50年近く。「私は5円で売った時があったな。今は57円」。商売が好きだから、仕事を一度も辛いと思ったことがないという貞男さんは、「付き合いを大切にして助け合って商売は成り立つ」という。この言葉には実行者の重みが漂っていますね。区長、青年会会長、角田スタンプ会会長、いろんな役をこなしてきた。そして地域での「持ちつ持たれつ」の関係を息子・直樹さんは自然に受け継いでいるから凄い。
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お惣菜といえば昔はカツとコロッケのみだったが、25年前からバリエーションが増え、今やお惣菜は20種類以上。人気商品とあって取材中も客足が途絶えることはなかった。
◇◇◇
ここからは郷家さん親子の横顔をご紹介。
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貞男さんの大事なスペース。実は昭和グッズのコレクターでもあり、所狭しと並ぶお宝の山に正直驚いてしまいました[目][目]
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町のおもちゃ屋さんでもお馴染みの品が。IMG_2471.jpg
初めて見ました、このカメラ。
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私にとっては懐かしい品々。今の子どもたちは知らないのかな。DSC06525.jpg
ビクターの蓄音機!「喫茶店とかに置いたらいい味がでるんだけどな」と貞男さん。IMG_2463.jpg
お二人は羨ましいくらい、本当に仲がいい。特に好きな事、趣味の話などは夢中です。DSC06474.jpg
お馴染み豚ちゃんマーク(名前はまだない)はご存知、4代目・直樹さんのデザイン。そこから絵がうまいと評判になり、角田スタンプ会のガブリくんを制作することになったという。

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デザイン帳を見せてもらう。独学だそう。

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PCで制作。

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「自分で着たいものを着る!」とアパレル関係の友人に自作のデザインを注文。お仲間と一緒に着て角田のイベントを盛り上げています。

◇◇◇

郷家さんには、取材協力をはじめたくさんのアドバイスを頂き、大変お世話になりました。こころよりお礼を申し上げます。ブログ執筆最後にはフリーマガジンでは書ききれなかった貴重な郷家4代の歴史を書くとだいぶ前から決めておりました。願いが叶い幸いです。


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さて郷家さん親子のストーリーは、角田観光フリーマガジン『かくだのかお』でも取り上げさせて頂いております。

「昭和40年代ぐらいまでは、洋画と邦画と分かれて上映されていた2つの映画館が角田にあった。いい時代だったな、活気があって」とは貞男さんの言葉です。また活気のあるまちを目指し、角田のひと、みせ、まちのかおをご紹介しているのが、こちら↓

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ぜひみなさん、お手に取って
角田ってどんなまちか、を確かめに来てください。
[わーい(嬉しい顔)]角田担当になってほぼ2年。いろんなところを取材させて頂き、貴重な体験をさせて頂きました。フレンドリーで素朴な角田の方々を思い浮かべ、あらためて角田の魅力をお伝えする仕事は楽しかったなと感謝しております。最後になりましたが、「ココカクダ」「GO!角田」を今後ともよろしくお願いいたします。有難うございました[わーい(嬉しい顔)]

◇◇◇
【肉の郷家】
角田市角田字田町
62
[電話]
0224-62-2136
  営業時間:930~19
00
定休日:日・祝日

【ガブリくん情報はこちらからでも】

https://ja-jp.facebook.com/gaburikun 

ガブリくんのLINEクリエイターズスタンプの情報も見れます



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2015.03.20

私のお茶椀です。=えみし窯=

あら、写真がやや大きかったかしら[手(チョキ)]
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人生初、私の作品です。かつて陶芸をご紹介する「手タレ」の経験はあるも、焼いて頂き手元に残ったのは今回初めてです。手に取りあらためて眺めると、嬉しさが沸々と湧いてきて……[わーい(嬉しい顔)]
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昨年クリスマスまでに話が遡り、誠に恐縮です。S-styleのクリスマス号で角田デートコースをご紹介。ご記憶にある方もいらっしゃいますか。
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大人のための「ノスタルジック角田コース」で陶芸の体験をご紹介。
上の写真は池田匡優(まさゆき)先生の手と私の手という訳でして、まさか、その時のものを焼いてくださるとは!もっと驚くことに「4組の方が雑誌を見たと言って陶芸を体験しにきてくれました。中にはこのあとグライダーの飛行体験をするという方もいましたね」と。
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池田先生、その節は大変お世話になりました。
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教室のロケットストーブが稼働中。ワンちゃん、張り付いてますね。
◇◇◇
取材の時を多少振り返ると、
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最初はこんなんでしたかね。ダルダルです。
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あれれ、なんとかなるかな?
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途中何度か先生に助けられ、ここまでなんとか。粘土に触れ、形になっていく。ずーと無心のまま。他に何も考えられない、貴重な瞬間でした。
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池田先生の作品でコーヒーをご馳走になりました。掌でも味わう器の優しさ。
◇◇◇
そしてギャラリーをのぞくと……。
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震災後、作風はだいぶ変わられたそうです。
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のんびりした空間。
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手に取って愛でてみたい、そんな器が見つかりそうですね。
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ステキなTeaタイムを過ごせそう。
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陶芸教室、チャレンジしてみませんか。
◇◇◇
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陶芸教室(体験コース)は随時2名以上から(要予約)です。
 手びねりコース  2.500円 (粘土1kg、釉薬、焼成費含む、税込価格)
     電動ろくろコース 3.000円 (同上)
住所:角田市小坂字石原55-2
                [電話]0224-69-2508
*またギャラリーがこの春新しくなります。ぜひ一度訪ねてみてはいかがですか*
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【詳しい情報は】→http://emishigama.com/
ココカクダからも→http://kokokakuda.jp/?cat=56


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2015.03.13

若き蒔絵師、角田に登場です=うるしの香り工房=

しばし作品をご鑑賞ください。
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なぜか、見慣れたほっとする色合いですよね。IMG_4952.jpg
パネル作品。
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桜の木の下で春の訪れを喜ぶウサギたちでしょうか?私の想像が勝手に膨らむ絵です。
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黒もいいですね。これら素晴らしい漆器の作者で
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宇宙人が書いた?先日ゴンボッパで開催された漆工芸品ワークショップの先生といえば、

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若くてこんなに素敵な方、玉田香織さんです。生まれも育ちも角田の方です!
◇◇◇
玉田さんは高校卒業後、秋田公立美術工芸短期大学工芸美術学科漆コースを専攻。将来好きな絵を描いたり、美術系の仕事に就きたいと漠然と思っていたものが、同校で漆に出会い、さらにしっかりとした目標へと変化。
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漆工芸の本場・会津若松の「会津漆器技術後継者訓練校」で2年間の修業を選択しました。そこで、細かい作業とたくさんの技法を学んで、漆塗りの楽しさを覚えたそうです。IMG_4937.jpg
卒業作品は乾漆という技法で表現。
「もともと動植物の観察が好き。漆器の図案となる動植物にその経験が活かせるし、ゆったりとした作業ペースが自分には合っている」と話されました。
ここで整理させて頂くと、会津では分業制がとられ、①木地をつくる木地師、②漆を塗る塗師、③金や銀の粉を器面に定着させる蒔絵師などに分かれているという。
玉田さんは「蒔絵師」[ぴかぴか(新しい)]です。
あらためて蒔絵とは「漆で絵や文様を描き、金属粉や色粉を蒔く加飾技法」だそうです。
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女性向けに製作された華やかさの中に優しさを感じる、この作品を例に工程を説明してもらいました[わーい(嬉しい顔)]
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①デザインを考案する。玉田さんが心がけている事。それは「生活で使われるものだから自己主張をし過ぎない」と。デザインには基本何の制約もないそうですが、飽きのこない長く愛されるデザインを目指しているそうです。

②下絵を転写する。スケッチブックに描いたデザインを置目(おきめ・下書き)にし、黄硫(きおう)を水で溶き、写真上の右下のように筆で描く。IMG_4975.jpg
刷毛で上からなぞって器に写す。

③いよいよ絵付けです。
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左が生漆、これに熱を加え撹拌すると右のような色に。この色でも塗ると透明感のある仕上がりになるそう。これに顔料を加えて色を創り出すのです。
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きれいな仕上がりには顔料と漆の量の加減が大事。
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ガラス板にヘラで混ぜ合わせる。
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色が揃いました。
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使い慣れた蒔絵筆。ネズミの毛もあるそう。
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つめ板というパレットを用い、
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描きはじめます。
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可愛い図柄も漆だと落ち着いた感じに仕上がるそうです。
④そして乾燥。
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風呂(写真上)といって温度25度、湿度60~80%に保たれた状態で、3日ほどで乾燥させる。「会津は冬でも湿気が多い所。だから漆工芸品が発達したのでしょう」と。お椀だと全行程約2週間だそうです。
2012年春に玉田さんは修業を終え、角田に戻りました。以来、東京や仙台の展示会やイベントなどで作品を販売。これからは「地元で漆工芸品の魅力を広めたい」と本格的に教室を始めるそうです。
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漆を身近で使用してもらおうとアクセサリーも手掛けています。
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何度も漆を塗る細工の細かさ。
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前述したワークショップでは多くの方にお箸の絵付け体験をしてもらいました。
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◇◇◇
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
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【問い合わせ先】玉田香織(たまだかおり)さん
[電話]080-5563-0898
メールアドレス:tamamakie@gmail.com
ブログ「ひよっこ蒔絵師ドタバタ日記」↓
玉田香織さんのFBは ↓

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