2014.09.12

お米クリエイターから学ぶ職場体験=前編=

お米クリエイター、佐藤裕貴さんが今年第一弾の稲刈りをするとお聞きして、早速おじゃましました。
折しもその日は角田中学2年生7人が、裕貴さんから農業を習う、いや農業の楽しさを学ぶ「職場体験」のなか日でした。私もその体験にまぜていただき、前編では馬場果樹園さんでの梨収穫体験を、後編では稲刈り体験をお伝えしたいと思います。

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「おはようございます」の後に、今日一日のスケジュールを確認。 
農業体験を選んだ理由を「自宅に家庭菜園があり、本格的な農業に興味があったから」
と紅一点の茜ちゃんが教えてくれました。
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それぞれが持参した長靴に履き替えます。
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豊室にある「馬場果樹園」へ移動。
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枝いっぱい、たわわに実る豊水です。最盛期という言葉そのものですよね。
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梨の色をよく見て、色づいたものを選別。
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下に引くと、こんなに立派な梨が。
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そこで馬場晴作さんの模範演技です。
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「今朝は4時に出荷し、5時から収穫しています」と話され、
今年の梨は好天に恵まれ甘みが豊かで、美味しいそうです。
梨の病気対策をしっかりするなど手間ひまかけて実った馬場さん自慢の品です。
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自分でもいだ梨をむき、試食させていただきました。
とりたての甘さを感じ、みんな自然笑顔になります。
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食べた後は馬場さん親子に質問です。
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果樹園は1975年に1000本の苗木でスタートし、間伐していまは607本に。
開業した年に2代目征晴氏が誕生したそうです。
「木と木の間はどのぐらい離れてますか?」に対し、「平均4メートル」。「なぜ斜面に植えられているのですか?」には「水はけがいいから。下草で土砂流れを防いでいるんです」と。「では1本の木から何個の梨がとれるのですか?」、何と「283個」だそう[わーい(嬉しい顔)]。中学生ともなるといい質問が続きますね。
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職場体験初日にみんなで「すずこま」(トマト)に水をやり、野菜ソムリエの川島洋子さんにそのジャムの作り方を指導してもらったそうです。「面白くなることを徹底的にやる」という、裕貴さんらしいコーディネートに私も感服しました。
最盛期を迎えた角田自慢の梨が収穫される様子を直接見させていただき、さらに馬場さんのお話を伺い、美味しいものには訳があると再認識した次第です。
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【馬場果樹園】
木で熟したものを収穫している馬場果樹園さんの梨は、豊水、あきづきと9月いっぱい、午後に販売されています。
[電話]0224-62-5480
角田市豊室字江合101


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