2014.10.01

初開催「匂い袋づくり体験」=角田市郷土資料館=

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角田市郷土資料館が、9/27に初めて開催した「匂い袋づくり体験」を見学させていただきました。
現代はいろんな香りであふれていますが、奈良や平安時代にはどんな香りを楽しんでいたのでしょうか?歴史の話や香りの原料も教えていただきながら、皆さん、器用に作られていました。京都など観光地で買い求めた巾着袋のものとは一味違った千代紙仕立ての可愛いものです。香りを独自にブレンドするのがまた面白そうです。
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碇子幸枝(いかりこゆきえ)館長から、説明を受け、制作開始です。
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あらかじめ線が引いてある正方形が最終的に土台になります。
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この形にまず折ります。
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半分のところで折り目を入れます。これを4方で折り、
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両面テープで端をとめると最終的にはこの形になります。
◇◇◇
そして香りのブレンドです。
そもそも「匂い袋」とは、木の皮や樹脂、乾燥させた植物の天然香料を刻んだものを調合して、袋に詰めたものをいうそうです。衣装箱や木の箱に入れては防虫の役割も果たしていたそう[目]
今回の香りの原料ですが、ビンに入れられ、香りが混ざらないようスプーンも色分けされ専用に使用しました。
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「丁子」「甘松」「龍脳」「桂皮」「白檀」などが代表的な香り。
ほとんどがインド、中国など外国原産なんですね。
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このスプーン加減で自分なりの香りを調合です。
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どんな香ができたかな?
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いろんな香りを嗅いでいて、最後は鼻が……。
でもだいぶおばあちゃんとは違う感じでした。
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自分の香りを優しく纏めます。
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そして中に入れてとじて完成です。
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皆さんの手のひらにのる可愛いサイズです。
気軽に楽しめる体験。しかも香りの勉強ができました。
◇◇◇
角田市郷土資料館に関する情報はこちらから↓

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