2014.11.14
角田のかお・ネコバスを追って=角田地区農協祭=
この一見ゴージャスに見える車内。見覚えのある方、あるいは子供の頃を思い出して懐かしむ方もいらっしゃるのでは……。
角田の子なら、知らない子はいない。
みんなが大好き
ネコバス(=^・・^=)の内部です!
◇◇◇
11/8(土)、9(日)に「第17回角田地区農協祭」が、〜食と農 未来につなぐ農協祭〜をテーマに開催されました。初日に「ウォッチン!みやぎ」で生中継されたこともあってか、例年以上の人出でにぎわっていました。
さて話を戻しますと、この農協祭で30年近くもチビッ子たちを乗せ、楽しませているのがこのお馴染みの「ネコバス」です。私の知人も幼き頃大変お世話になりました。お祭りで見るたび、「乗りたい乗りたい」とせがまれたことを思い出しました。
こちらが運行スタッフ、JAみやぎ仙南の皆さんです。運転担当の勅使河原智さんにうかがうと、「もともとはケーヒンさんが手づくりされたものなんです。私がJAに来て20年近く。そのころには譲り受けていましたので、相当に年季が入っていますね」との事。
因みに『となりのトトロ』が公開されたのは1988年。永遠の名作と言われる一つの所以に出会えたよう。なぜならバスのディテールに製作者さんのこだわりが見て取れるからです。「どんだけ、トトロが好きか!」です。宮崎駿氏アカデミー名誉賞受賞をここ角田で今更ながら納得。ストーンと落ちた次第です。
そのこだわりとは……手動で行先を変えられます!中に「JAみやぎ仙南」も当然あり、ですが、七国山病院の、院の字にご注目を。
マーカーランプのネズミがちゃんといますよね。尻尾を含む後姿にも手抜き無し。
12本の足。この足をベルトでつなぎ前後に動かす、この力の入れよう。このバラバラ感で角田のような田園地帯上空を飛ぶシーンが彷彿されませんか。
初日の運行状況を確認させていただきました。左が勅使河原さんです。それによると55回の運行でのべ510名の乗客数!「えっ!」と思わず聞き返したほどの、盛況ぶりです。
本日2日目は曇り空ですが、さて如何でしょうか?
サツキちゃん、メイ、トトロ、たぶんミンがお出迎えです。
これが専用タラップですね。
大人は少し頑張ってください。
意外に広い空間。お子さんなら、15人まで大丈夫だそう。わくわくしますね。
運行ルートにやや変更はありましたが、総合営農センター内を快走です。
「ととろ~ととろ」の歌に合わせて進みます。
こんな情景も楽しめました。
「楽しかった!」と年少さんの笑顔です。
ご覧の通り、列が途切れません。
実は私も乗せていただきました。ずーっと目は笑ったまま、だったそうです
スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
雨が降り出し、運行中止に。でも、本日38回の運行で、400名の方が楽しまれました。2日で1000人近くを乗せ、ネコバスは来春5月までお休みします。また農協祭でお会いしましょうとのことでした
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