2016.07.15
甘酸っぱい旬をぱくり!ブルーベリーまつり♪
真夏を思わせる日差しが降り注いだ7月10日(日)、
会場へ道すがら、早速ブルーベリーの畑を発見!
太陽の光をサンサンと浴びながら、色づきを待っていました。
ブルーベリーの収穫時期は7~8月。まさに今が旬のフルーツなのです。
たわわに実ったブルーベリーを見て、イベントへの期待度もアップ
美山の里の手前に整備された駐車場からシャトルバスに乗り換え、会場へ到着すると、
すでにたくさんの人でにぎわっていました。
梅雨の晴れ間も手伝って、イベントスタートから満員御礼の人気ぶりです。
今年で4回目となる「ブルーベリーまつり」は西根6区で採れたブルーベリーが主役。
西根6区では2005年からブルーベリーの作付けをし、2008年から収穫をスタート。
現在は5人の生産者が販売・加工用として
年間1トン近くものブルーベリーを栽培しています。
ほとんどは自家消費用ですが、なんと40戸ある集落の全戸に
ブルーベリーの木が植えられているのだそう。
イベントでは西根6区の生産者と、果樹の加工・販売を担う
美山の里の運営元である虹の園が手を取り合って、
おいしいおもてなしで来場者を迎えてくれました。
採れたて、新鮮なうちにフリーズしたブルーベリーは練乳をとろりとかけて。
カップにたっぷり入って100円!太っ腹です。
美山の里自慢のブルーベリージャムを試食。無添加で素材の味を大事にしたジャムは、
果肉がゴロリと入った贅沢な味わいでした。
来場者から大人気だったのは郷土の味「ごんぼっぱ餅」のおふるまい。
簡単に言うと草餅なのですが、ヨモギではなく、
“ごんぼっぱ”と呼ばれるキク科のオヤマボクチの葉を使ったお餅のこと。
ごんぼ(ゴボウ)の香りがすることから別名“ごんぼっぱ”と呼ばれているのだそう。
重曹でアクをとって茹でた“ごんぼっぱ”を
蒸かしたもち米と一緒に臼に入れてつき上げていきます。
「ブルーベリーまつり」の実行委員長である佐藤正友さんが自ら杵を持ち、
返し手である地元のお母さんと、息の合ったもちつきを見せてくださいました。
甘さ控えめのきな粉をからめていただきます。ヨモギのようなクセや苦味はほとんどなく、
ふわっと口の中に広がる“ごんぼっぱ”の香りが美味!
つきたてのお餅の柔らかさが格別でした!
このほかにも、スイカやビワの試食、ポン菓子と綿あめの実演など、
たくさんのふるまいが。本当に、太っ腹!
帰りがけに美山の里の直売所でお買い物。
生産者が手塩にかけて育てたブルーベリーがジャムやジュース、ドレッシング、
焼き菓子など、よりおいしく、魅力的な商品に変身!
大人気で、レジには長蛇の列ができていました。
1000円以上の買い物をした人には抽選券が配布され、空くじなしの抽選会も実施。
美山の里の加工品をはじめ、
協賛会社提供の食品や雑貨など、景品がこれまた豪華なのです。
我が家は3500円相当の万能洗剤、イタリアのパスタが当たりました(嬉)
西根6区と虹の園の皆さんの、温かいもてなしにお腹も心もいっぱいに。
大満足の一日となりました。
「ブルーベリーまつり」の余韻と味覚を自宅に持ち帰った私はこんなものを作ってみました。
ブルーベリーのトライフル!
スポンジの代わりに、ブルーベリーのパウンドケーキを
さらにブルーベリージュースにちょっぴりひたして、
間にはジャムもしのばせつつ、ブルーベリーの実をトッピング。
西根6区の恵みをたっぷりいただきました!
重ねるだけのお手軽デザート、おすすめです。
この時期は美山の里へ向かう途中、見事なアジサイの群生も楽しみのひとつ。
こちらは「ブルーベリーまつり」の実行委員長である佐藤さんが
自らお手入れしているのですが、
「何株あるのか、分からない」とおっしゃっるほどの数(笑)
アジサイはやっぱり雨が似合う!とカッパを着ながら雨の中、
撮影にくる方も多いそうですよ。
雨に濡れ、しっとりとした表情を見せるアジサイの姿もぜひ見てみたいものです。
そして美山の里から700mほど奥に進んだところには、
知る人ぞ知る名所、「笠島の立石」も。
ここは角田のお殿様が白石に向かう途中に一服した場所と言われています。
高さ10mもあるこの大石は小高く、開けた場所にあるので、吹き抜ける風が心地よく、
お殿様がここで一息ついたという話も、なるほど納得!のスポット。
今時期だとアジサイとヒマワリ畑の奥にそそり立つ風景で目を楽しませてくれますよ!
ブルーベリーの旬はまだもう少し続きます。
ぜひ美山の里へ足を運び、甘酸っぱい、旬の果実を味わってみてくださいね。
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工房 美山の里
住 角田市笠島字出戸28-5
休 月・火曜
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