2017.06.05
角田の大空を泳ぐ「小田川のこいのぼり」の歴史を探る!
4月23日、小田川に毎年恒例のこいのぼりが設置されました!
皆さんはこのこいのぼりがどのように設置され、
どのような経緯があるかご存知でしょうか?
今回はそのこいのぼりの歴史を探ってみたいと思います!
今年も青空の下、を気持ちよさそうに泳いでいたこいのぼり。
なんと今年で15回目となるそうです!
これにはなにか深~い歴史がありそう!ということで、
東南町行政区花の会会長 盛田忠士さんに
こいのぼり設置に関するお話を伺ってきました。
小田川河川公園が完成した平成8年当時、
公園は東南町行政区で花を植栽し、地域内の憩いの場として活用していましたが、
他の地域の方々や子どもたちにも利用してもらいたいとの思いがありました。
そこで、会長が発案したのが小田川にこいのぼりを掲げることだったのです。
こうして大空を悠々と泳ぐこのこいのぼりのように、
子どもたちが元気にのびのびと育ち、
公園にも大勢の子どもたちが集うようにとの思いを込め、
こいのぼりが毎年掲げられるようになったと言います。
最初は地域内で不要となったこいのぼりを集めていましたが、
次第に新聞やマスコミで取り上げられるようになり、
不要となったこいのぼりの提供を呼びかけたところ、
市外からも持ち込まれるようになったそうです。
その結果、今年は約130匹のこいのぼりが集まりました!
設置作業は、主なポールは東南町行政区花の会で行い、
紐にこいのぼりを取り付ける作業は
地区の子ども会やその親たちが行っているそうです。
こいのぼりは、
毎年4月第4日曜日~5月のゴールデンウィーク最終日曜日まで設置されています。
特に、毎年4月29日(昭和の日)には「菜の花まつり」や
「阿武隈急行トレッキングイベント(あぶQウォーク)」が開催され、
小田川河川公園もそのウォーキングコースとなっているため
県内外から多くの人が訪れています。
こいのぼりを設置するにあたり、
訪れた人に和みや癒しを感じてもらおうと、
公園内にはチューリップなどの春らしい花を植栽しているそうです。
花とこいのぼりの鮮やかさが、公園により一層の華やかさを添えています。
毎年ここでこいのぼりを見ることができるのは、
会長をはじめとした地域の皆さんの力があったからなんですね。
来年も、こいのぼりが元気に大空を泳ぐ姿が楽しみ!
角田市のポータルサイト「ココカクダ」で告知をしますので、
チェックしておいてくださいね♪
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