2012.04.12
台山廟と不思議なできごと
市内のどこからも見える台山公園のH-IIロケット、そのお隣にあるのは、角田を270年間治めてくださった伊達御一門筆頭、石川家のお墓、台山廟(びょう)があります。角田市が見渡せる一等地に鎮座されていらっしゃいます。
お祀りされているのは、石川家37代以降(角田城主12代)~38代(14代)の比較的最近の当主および親族の方々です。明治維新に遭遇された14代邦光公の奥方様、牟宇子様のお墓もこちらです。小さいときから何度も通っていた場所ですが、すっかり風景となっていて、手を合わせることもありませんでした。スミマセン
「台山」とは、長泉寺の名僧、「台山文童和尚」から付けれた名前だそうです。山頂に石川氏の碑と、和尚様の碑があります。台山には、石川家の守護神・八幡神社や、牟宇姫の信仰した阿彌陀仏を祀った跡や寺院跡などがあり、台山全体が大きな石川家の霊所であることがイメージできます。
ところで・・台山廟のほかに、石川家のお墓は5廟あります。そちらは長泉寺の一般墓地の中にあるので、なかなか軽々と見に行くというわけには参りません。コスモ☆も、なんとなく「お墓あるだろうなあ」程度で、気に留めることはありませんでした。しかし!!ちょっと不思議なことがあったのです。
ここから、ミステリーゾーン
しばらくすると、りっぱな階段があり、黒猫はそこで姿を消してしまいました。本当に居なくなっちゃったのです。「まさか・・石川家のお墓があったりして。(^^;」などと、期待半分、不気味さ半分(笑)で、階段を上りました。けっこう上りました。
そしてその頂上付近に、本当にあったのです。石川家代々のお墓が・・。びっくりしました(新しい墓標もあるので、写真は控えさせて頂きますネ。)これも何かのご縁と想い、お参りをさせていただきました。
案内板を見ると、私が上ったのは、「古廟」と「文山様廟」という第26代(当主2代~)お殿様や奥方様のお墓のようです。伊達政宗公の息女牟宇姫や、そのお母様も眠っていらっしゃいます。
(そういえば、牟宇姫の命日とコスモ☆の誕生日って同じなんですヨ。偶然なんですけど。。)
☆ ☆ ☆
そんなわけで(黒猫のお陰で)、ごく自然にお墓参りすることができました。不思議なこともあるものです。石川家が角田城主となった1598年から、今年で414年が経ちます。石川昭光公が今の角田を見たら、どう思うのでしょうか。自分の愛した街で、家臣や村人の子孫が平和に暮らしているのを見て、満足してくれるでしょうか。そうだといいなあと思います。(^人^)
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