2015.02.17
牟宇姫の巻きずしを作ってみましょう!=鈴木美和子先生=
お久しぶりでございました、牟宇姫さま。角田のこめコンテスト以来でしょうか。初めてお会いして、試食するのがとっても申し訳ないと思った事を覚えております。それが今回、姫さまの作り方を拝見できるとは……また感激です。
◇◇◇
飾り巻き寿司マスターインストラクターの鈴木美和子先生の教室を見学させて頂きました。
鈴木先生からレシピの説明があり、早速すし飯をきちんと量るところから始まりました。◇◇◇
因みにみなさん、飾り巻き寿司をご存知ですか?
飾り巻き寿司は、江戸前寿司の技術の一つ「細工寿司」と房総地方の郷土料理「太巻き寿司」の技術から独自の発展を経て生まれた、新しいジャンルのお寿司だそうです。子供に人気の動物やキャラクターなどさまざまなデザインがあり、目でも楽しいし、食して美味しい巻き寿司ですね。でも作るとなると、難しいのでしょうか?
手前の3つのかたまりが髪、顔、体の部分と覚えておいてください。
大きなかたまりを海苔2分の1で巻く。
まきすと海苔はぴったり揃え、すし飯も手前に。
まきすで巻き上げ、
出来上がりはこんな感じです。これが顔の部分。つまりパートをすべて海苔で巻いて、最後に積み上げる感じでしょうか。
もう一つの固まりに、でんぶなどでピンクに色付けします。そして同じように巻き、これが体の部分に。
この美味しそうな玉子焼きも海苔で包みます。
ご飯粒を伸ばして長めの海苔を作ります。多分これが外側の海苔。
海苔の中央に台座となる玉子焼き。
次に体。
あらかじめ顔になる一本に黒練りごまで黒くしたすし飯を乗せたもの。縦まっすぐに乗せていますね。
ここでかまくらに入ったかのようにご飯に包まれていますね。最初に量った小さな5つの固まりを広げていきます。頭は1個分、両側は上下2段で広げます。
正面からはこんな風。段々と姫様に見えてきましたね。
ここで一気にまきすで仕上げます。
私にとっては目からウロコの情報なんです。巻きずしを切る際にぬれ布巾で必ず一回ごとに包丁を拭いて切らないときれいに出来ません。鈴木先生はさらにきれいな切り口のために、酢水に刃先を浸し、そのまま上向きにすると、酢水が刃の根元まで垂れてくる。
そのまま包丁を入れると、
きれいな断面が現われました。もちろんまた1回切るたびにこの動作は必要です。
最後に姫様のメイクアップです。
黒ゴマで目を、ヤマゴボウの味噌漬けでオレンジ色の扇。さらにでんぶでほほ紅を。いやあ、面白いですね。みんな首をかしげて、可愛い表情です。
さてもう一作品。お馴染みのキャラクターなんですが。
海苔をパンチして、細かいパーツを作ります。
はい、トトロです。目の感じでだいぶ表情が違いますね。
どうですか、本日の作品。見事な出来栄えですよね。作ってみたいと思いませんか。
こんなひなまつりバージョンもあります。
自宅にてお味見をさせて頂きました。抜群の美味しさでした鈴木先生のすし飯の旨さに加えて、でんぶから玉子焼きまですべて美味しいものを使われていますね。食材の絶妙なバランスの良さに食べてもファンになった次第。
◇◇◇
2/28,3/1に開催される「第4回かくだ牟宇姫ひなまつり」では、鈴木先生のご指導もと、ご覧の「むう姫巻きずし」作りが体験できます。親子で参加できますので、奮ってご参加ください。事前に予約が必要です。0224-63-2120(角田市商工観光課)
【参加料、準備物など詳しい情報はこちらから】
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【鈴木美和子先生 飾り巻き寿司教室のご案内】
レッスンは2時間で4000円(2種類の飾り巻き)。1クラス4人まで。個人で申し込みの場合は先生にご相談を。先生の優しい指導で、明るく楽しい教室です。お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先080-6039-4908(午後1時~8時の時間帯のみ)
【鈴木先生の情報はこちらから】↓ https://www.facebook.com/miwako.suzuki.12382
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