2017.09.20
「全国和牛能力共進会」に角田市の牛が出品されました!
全国のブランド和牛が宮城に大集合した「和牛の祭典みやぎ」が
9月7日~11日まで夢メッセで開催されました。
その会場で行われる「全国和牛能力共進会」には
なんと角田市の種牛が出品されるというビッグニュースが!
今日はその審査会の様子をレポートします!
「全国和牛能力共進会」は、いわば5年に1度の和牛日本一決定戦!
和牛のオリンピックとも言われています。
この日は天候にも恵まれ、会場は多くの人で賑わいました!
会場の外では全国・県内各地のご当地屋台が出店され、
和牛の祭典ということで
角田市ではおなじみ、角田牛の「ベコ屋の洋ちゃん」も参加していました。
「全国和牛能力共進会」の出品は種牛群と肉牛群に分かれており、
種牛は夢メッセみやぎ、
肉牛は仙台市中央卸売市場食肉市場で審査が行われました。
今回、夢メッセ会場に集結した和牛は
すでに全国から熾烈な戦いを勝ち抜いたスーパー和牛たちで、
本大会でさらに審査され、日本一が決定されます。
今年の種牛群の出品は、過去最多の330頭!
角田市からは加藤幸一さんの「あさこ」号が
仙南和牛改良推進組合の1頭として
白石市や丸森町の牛とともに
第7区である「総合評価群」に出品されました。
「総合評価群」は牛能力と産肉能力を総合評価する出品区で、
地域の改良の中核を担う種雄牛の産子を実証展示し、
各地域の改良成果を確認することを狙いとしたものです。
計画的に造成された同一種雄牛の産子を、
種牛群(4頭)と肉牛群(3頭)合わせて1群として出品されます。
種牛は血統、繁殖能力などの条件を満たした牛が出品され、
郡内で体形にばらつきが少ないものが高い評価を得るそうです。
審査会場では会場の床に土が敷き詰められ、
その周りには全国から応援に駆け付けた方々が
それぞれの地域の応援旗を掲げ、応援合戦を繰り広げていました。
種牛群が地域ごとに生産者の皆さんに引かれて入場し、
きれいに整列したところで種牛群審査が開始されました。
審査員の方々がその場で牛の状態を見て判定していきます。
長~い審査が終わり、いよいよ結果発表!
見ているこちらは終始ドキドキ!!
第7区種牛群の第1位は…
「鹿児島県!」
とアナウンスされると、会場から割れんばかりの大歓声!
角田市の「あさこ」号を含む宮城県は
残念ながら上位3位には入賞できませんでしたが、
大健闘の第4位という結果に!!
さらに、種牛群と肉牛群を合わせた総合評価では
宮城県は第6位に入賞!
宮城県の生産者の皆さんの表情は、どこか悔しそう。
皆さんがいかにこれまで和牛を大切に育ててきたか
ということが伝わってきました。
全国で仙台牛がこれだけの評価を得ているのは
本当にすごいことだと思います。
和牛のオリンピックが開催されるのはまた5年後。
5年後も角田市の牛が全国にその実力を披露できるよう、
これからも応援していきましょう!
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