牟宇姫が愛したとされる優雅な伝統芸能-角田祭ばやし-
こんにちは。まめこです。
実は、先月角田市で行われたイベントにて、初めて“角田祭ばやし”を聴きました。
角田祭ばやしは、大太鼓・締め太鼓・鉦・篠笛の楽器を使用して演奏されます。
まめこは、優雅な角田祭ばやしの演奏にとても心を惹かれたので『角田祭ばやし保存会』を訪ねてみました。
-角田祭ばやしの由来-
今から、約360年余り前の藩政の時代に、角田天神社春の祭典で、氏子より奉納される三層造りの豪華絢爛たる山鉾山車に華を添えたのが祭ばやしです。
角田城主第3代目の殿様石川宗敬のもとに伊達政宗公の息女である牟宇姫が嫁いできたときが始まりといわれています。
牟宇姫は京都の祇園ばやしを大変愛好されていたそうで自らも躍ったその一節を取り入れたものと伝えられています。
祭日には、この祭ばやしを奉じ豪華絢爛たる山鉾山車が城下町角田の町内を練り歩き、それを見ようと多くの見物客が集まったと言われています。
しかし大正時代に入ると電燈線、電話線の架設により高さが5メートル以上もある三層建ての山車の巡行が困難となり、次第にその姿を消すことになったそうです。
-昭和50年『角田祭ばやし保存会』設立-
昭和の時代になり、この伝統芸能を復活させようとの声に、元国鉄バスの運転手をしていた今は亡き高橋喜一さんの指導で、藤間流舞踊のお弟子さんたちへと伝えられ『角田祭ばやし』として復活しました。
昭和54年には角田無形民俗文化財に指定を受けて、現在子どもだちへと受け継がれております。
現在『角田祭ばやし保存会』は、月1回程度みんなで練習をしているとのことで、まめこは練習日にお邪魔しました!
そこで練習に参加していた小学6年生の女の子たちに感想を聞くと「たのしい!」と話し、ひとりは「かくだ牟宇姫ひなまつりで演奏する会場は、初めての場所(長泉寺)なのでいつもと違う雰囲気になりそうでたのしみ。6年生で最後の演奏になるので良い思い出になると思います!」と話してくれました
明日は、この『角田祭ばやし保存会』で現在子どもたちの指導にあたられている先生をご紹介させて頂きます
第3回かくだ牟宇姫ひなまつりの詳細はこちらからhttp://www.kakuda-kankoubussan.jp/info/
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