2012.08.07

パワースポット!長泉寺と秋葉神社

こんにちは!梅子です。

 今回は長泉寺秋葉神社をご紹介します。初めに少しだけ長泉寺についてのご説明を[ひらめき]

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 長泉寺は市の中心部より歩いて約10分、道路を挟んでコスモハウスの向かいに位置しています。六國峯長泉寺(曹洞宗)は永享8年(1436)即庵宗覚和尚の開山。慶長3年(1598)、石川昭光公の角田移封にともない、旧領石川から角田に移されました。本堂は文政10年と明治元年に火災にあっており、現在の建物はその後整備されたものです。

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 長泉寺は寺院では珍しく、環境保全などに関する国際標準規格「ISO14001」の認証を取得しています。認証を受けたのは、宗教法人長泉寺と寺の運営するミネ幼稚園で、隣のミネ幼稚園とのボトルキャップ回収運動では、幼稚園→園児→家庭→親族→友人→地域社会へと拡大し大きなネットワークが構築されるなどの様々な環境活動を行っています。また、墓地に捨てられるゴミの減量化などの活動にも取り組んでいます。

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 参道の横では蓮の花が育てられていました。参道を進むと左手に鐘楼の鐘があります。鐘楼の鐘は寛文元年(1661)四代宗弘の代、石川家の兵神である八幡神社に奉納するため、江戸から呼んだ鋳物師鍋家(松岡)又兵衛が鋳造したものです。

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 本堂の横にはきれいに整備された庭園がありました。秋には紅葉が見頃だと思うのでまた秋にこちらを訪れてみたいと思います! 

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 本堂の中も非常に綺麗で、間口15間奥行10間の広さもあります。

 長泉寺では毎週日曜日の夕方5時から約一時間の坐禅会があります。坐禅後、法話・茶話話も用意されています。また毎月1日と15日、朝6時から「お経を読む会」も開かれており、経本などのテキストも無料で配布されています。どちらも会費無料となっています。

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 みなさんは秋葉神社をご存知ですか??
 先程ご紹介した長泉寺の横の上り坂を登り、井戸の横を通り過ぎてまた少し上ると見えてくるのが秋葉神社です。

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 秋葉神社は長泉寺の敷地内にある神社で、昔角田市内で火災があって亡くなった人の魂をここに祀りたてたそうです。

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 長泉寺は、文政10年(1827)明治元年(1868)に二回の火災により烏有に帰しました。以来火伏せの神として静岡県袋井市にある曹洞宗可寝斉寺の秋葉三尺坊大権現の分霊を角田市を一望できる長泉寺高台に祀り防火を祈願したものです。

 高台なのでここから角田市を一望することができます。
 また、秋葉神社の入口付近には非常に大きなケヤキの木がありました。入口にずっしりとかまえまるで私たちを見ているみたい・・・

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 神社自体とてもきれいで、周りも木々があるだけなので少々殺風景です。ですが、静かな雰囲気の中にある秘めたるパワーを感じることができます!

 みなさんも隠れたパワースポットに一度行ってみてはいかがですか?

場所はこちらです。
秋葉神社は長泉寺の敷地内にあるので長泉寺の場所をご確認ください(^^)

 


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長泉寺
所在地 宮城県角田市角田字長泉寺69
TEL (0224)62-1004


2012.07.10

称名寺の幽霊梵鐘

こんにちは!梅子です。

 今日は初めに昔話を一つお読みください[ひらめき]

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 昔々あるところ、延宝、天和の時代に坂津田村を守っていた
仙台藩士「高橋兵衛」という1人の武士がいました。
武士は妻がいるにも関わらず、となりの佐倉村の女と浮気をしていました。
その女と結婚をするため、武士は自分の妻にむごい仕打ちをして離縁しようとしましたが、
妻は貞節にして夫に逆らうことがなかったので家を出ていきませんでした。
ついに武士は、その女と二人で謀を持って妻を毒殺しました。

 その後女は後妻におさまったのですが、
殺された女の怨念が幽霊となり毎晩二人の家に姿を現すようになりました。
しかし門に神符が貼り付いていたので女の幽霊はどうしても中に入ることが出来ません。
そこで女の幽霊は、豪胆な村の武士にその神符を取り外すよう枕元に立ち泣いて頼みました。
かねて高橋兵衛ら二人を憎んでいた武士は、乞われるままに神符を取り外し、
女の幽霊は喜んで家の中に入ることができました。
そして女の幽霊は浮気相手を死に至らしめたのです。

 女の幽霊は貯えていた黄金を武士に贈り、
冥福のため梵鐘を作って称名寺に寄進するようお願いしました。
そのお願いを夫の高橋兵衛に話したところ、
過ちを後悔した高橋兵衛はこれを聞き入れ梵鐘を作り称名寺に寄進しました。
また、梵鐘を作るにあたり、女の幽霊が武士に贈った黄金を青銅に混ぜたので
その後幾度かの火災にあったがその音色は全く変わらず、
それは女の幽霊の黄金のためでもあると語り伝えらえ今に至るそうです。

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 なんだか怖いというより、少し悲しいお話です。女の幽霊はきちんと成仏できたのでしょうか。

 話を読みながらすでにお気づきの方はいると思いますが、
その梵鐘が、なんと!ここ宮城県角田市称名寺に納められているのです!!

 女性として、様々な想いが込められた梵鐘を一度見ておかなければと思い、
先日その称名寺の幽霊梵鐘を訪ねてきました。

 女の幽霊が武士に贈った黄金を混ぜ作られた幽霊梵鐘がこちらです。

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 この幽霊梵鐘は大東亜戦争にも「幽霊梵鐘」であるという理由で、軍は梵鐘を徴発せず、鉄砲の弾丸にならなかったそうです。
 青銅の青さがまた女の悲しみを表しているようです。

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 称名寺は、平安時代の末期、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることにより、極楽住生できると説かれた法然の弟子、金光(こんこう)上人が開山されたと言われいます。

 称名寺の入口にこのようなお言葉がありました。

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与えられた場所に
生きる意味を見つけない人は
どこにいっても満足はない

 なんだか考えさせられるお言葉です。
 勉強になります!!

 

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 新緑も綺麗だったので癒されました(^^)v
 角田の昔話を聞いてその場所を訪れてみるのも楽しいですよ[ぴかぴか(新しい)]
 角田の歴史は奥深く面白いので、機会があればみなさんも現地まで足を運んでみてください♪

場所はこちら!

 

 



2012.07.09

高魂神社にあるハートマーク

こんにちは!梅子です。

 今回は縁結びの神様が祀られている神社に行ってきました!
 場所は金津中学校の近くにある「高魂神社」です。

 地図はこちらです。


大きな地図で見る

 

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 高魂神社は大同2年(807年)に勧請と伝えられています。
 鳥居は明通峠中腹の亀石から掘り出した花崗岩で建てられました。

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 ここには皆さんに一度は絶対見てほしいものがあるのです!
 それが神社の裏にあるこの祠です[ひらめき]

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 真ん中にハートの形をした穴が開いているのがとてもかわいいんですよー♪
 世のパワースポット好き女子にはたまらない可愛さですね(^0^)
 全国にハート型の開口をした祠はわずかに存在しますが、その中でもハート型の綺麗さは1、2を争うほどです☆

 ここで願うと恋が叶うらしいのですがこの祠からしてその噂は
 やはり本当なのかもしれませんね(^^)[黒ハート]
 片想いの人も両想いの人も是非ハートの祠に願いに行ってみてはいかがですか?[グッド(上向き矢印)]

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 この「高魂神社」には高皇産霊神(たかみむすび)という結びの神が祀られているため、全般系縁結び、恋愛系縁結びや夫婦和合、安産祈願などのご利益があります。
 だから私も、これから角田の人たちのたくさんの笑顔に出会えるようお祈りしました[ひらめき]

  以上、角田市のパワースポット高魂神社レポートでした♪


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2012.07.06

旧佐藤家住宅の縁側

こんにちは!梅子です。

 先週の高蔵寺の記事に引き続き、今回は「旧佐藤家住宅」についてご紹介します。

 まず初めに少しだけ「旧佐藤家住宅」についてご説明を・・・
 場所は高蔵寺の隣に位置しています。江戸時代中期の仙台領内の中規模家庭をそのまま保存した建物になっています。茅葺き屋根の古い民家で土間、囲炉裏からは農家らしい質素な生活が感じられます。昭和46年8月13日に、国の重要文化財に指定を受け、昭和47年度に高蔵寺境内近くの現在の場所に移築・復元されました。


          ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 見た目は大きく、とてもきれいです。室内は大きな「ひろま」の奥に「なんど」と「なかま」があります。古い戸棚や農機具も置いてあり当時の生活を想像することができます。

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 住宅の近くに水車小屋がありました。植えられた花が、とてもきれいですね。

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 近くには池もあり、鯉がたくさん!人面魚がいるらしいのですが見つけられず・・
見つけられたらラッキーだとか・・[ひらめき]

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 住宅に縁側があったので、少し座ってみることに。

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 目の前には草木が青々と茂り、色鮮やかな花が風に揺れています。
 天候も良く、気持ちのいい風が吹いていたので、思わず時間を忘れてしまいそうになるくらいの心地の良さでした。縁側のあるお家って素敵ですね。


 見学料は無料で、年末年始を除く毎日(9:00~16:00)解放しています。
 一休みにくるつもりで、是非一度見学をしに来てみてはいかがですか?

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2012.07.05

手代木沼にて一休み

こんにちは!梅子です。

今回は角田市の自然を紹介します[るんるん]

 市街地から国道113号線を白石方面へ約3キロほど行きますと、
 右手に見えるのが「手代木沼」です。

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 冬になるとたくさんの白鳥が飛来し鑑賞に訪れる人が絶えない沼です。

 湖だと思うくらいの広さで、水面に写る周りの木々がとてもきれいに見えますね♪

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 看板には蓮の花が一面に咲くと記されていますが、平成21年から手代木沼一面に咲く蓮の花は鑑賞することができなくなっています。
 残念ながら今年も蓮の花が咲く姿は期待できないそうです[たらーっ(汗)]
 
 しかし現在、沼の南側に隣接する田んぼで、蓮の再生事業を展開しております[exclamation]昨年は約1000㎡の田んぼいっぱいに蓮の花が咲きました。今年ももうすぐ蓮の花が咲くそうです!(^0^)今年は、その田んぼの東側に約1800㎡の田んぼを借りて、再生事業の展開を行っています。

 一面に咲く蓮の花を見れるのは短い夏の季節だけなので是非綺麗な蓮の花を観賞しに来てください♪

 話が少し変わりますが、みなさん蓮の花の花言葉はご存知ですか?蓮の花は「休養」「沈着」「神聖」「清らかな心」などの意味を持っています。
 皆さんも一度ここを訪れ、景色を眺めながら一休みしてみてはいかがですか?きっと心が落ち着き、身体も心から休まる事ができると思いますo(^-^)o

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 また、毎週土日は「手代木沼ほとりの市」も開催しています!地元の野菜や手作りのパン、ずんだもちなどがお手頃価格で購入できちゃいます(^^)

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 近くに「八雲神社」もあるので、朝のお散歩コースとして手代木沼の周りなどを歩いてみてはいかがですか?♪

 


 


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